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メトロノームを使い分ける!?

音楽を始めたら必ずお世話になる「メトロノーム」

・振り子のもの(機械式メトロノーム)
・電池で動くもの(電子式メトロノーム)

今回はこの2種類のメトロノームについて書きます。

電メトのほうが安くて正確でコンパクトで便利っしょwww

いえいえ、どっちにも良さがあります!
ぜひ両方使ってほしいです。

吉岡の独断と偏見と好みを交えつつ、
メリット・デメリットを考えてみたいと思います!

機械式メトロノーム

以下「機械メト」

メリット
  • 視覚的に拍をとらえやすい
  • 打点と打点の「間」をつかみやすい
  • 振り子の動き!重力!自然!
  • ネジを巻き直せばずっと使える

デメリット
  • 水平なところでないと使えない
  • 狂いやすい。壊れやすい。
  • ネジを巻き直すのが面倒
  • 音量調節できない

電子式メトロノーム

以下 「電メト」

メリット
  • どこでも使える!
  • 機械メトに比べて丈夫!狂わない!
  • 音量を調節できる!(イヤホンに繋げる)
  • 三連譜、十六分音符など細かい音価で鳴らせる
  • 機種によっては変拍子にも対応できる

デメリット
  • 電池が無くなると詰む
  • 打点と打点の「間」がとらえにくい

使い分けよう!

おススメしたいのが、
「練習の目的によって使い分ける!」

パートとしての一体感を育てたい!

パートで一緒に基礎練習するとき。
タイミングだけではない、パートとしての一体感を育てたい!

それなら機械メトがおすすめです!
同じ釜の飯を食うように、同じメトロノームで。

周りの音を聴いたり、目でメトロノームの針を追ったりしてアンサンブルしてみてください。

機械メトも物理的に音を出していますから、自分たちの音とぴったり合わさった時は快感ですよ…!

リズミカルにしたい、拍感を出したい…

テンポにあった音のスピード、きっと見つかります。
ぜひ機械メトを使って振り子の動き、速度などを観察してみてください。

(腕や身体全体で真似してみるのもいいかも。変な人になるけど。)

リズムを細かくチェックしたい!

電メトの出番!
三連符や十六分音符など細かく鳴らしてリズムをとってみます。

甘くなりがちな付点リズムの練習にも!

電メトにはこんな使い方も!

 ・電メトを小さな音で鳴らして耳に当てたり、ランプの点灯を見て、音が出せないスキマ時間にリズム練習

・三連符と仲良くなるために、電メトを使って様々なテンポで三連符を鳴らし、自分は四分音符を叩く

使えば使うほど…

きっと新たな発見があります。

ただ繰り返す練習は本当に意味ないですしつまらないです。
つまらないということは何も身につきません。

ぜひ工夫して飽きず効果的な使い方を見つけてみてください!


自分がメトロノームになるのではなく、

「自分の中のメトロノーム」をじっくり育てていきましょう! 


それでは、また~!