打楽器×部活×ガムラン=!? 吉岡理菜の随想録

「響く」感覚を「手」でつかんでみよう~初心者にも挑戦できる方法4つ

響かせる感覚をつかむ

こんにちは!打楽器の吉岡です。

合奏中「もっと響かせて!」
コンクールのの講評「響きのあるフォルテで!」

よく言われますよね。

歌うにも楽器を演奏するにも大切な「響く」感覚。
響きというのは振動と切っても切れない関係にあると思います。


(響くって何だろう?必要なの?はコチラ↓)

響き=振動=脱力と繋がっている!演奏するために大切な感覚

音楽で一番大切なのは「耳」と言われますが、
耳の聴こえない演奏家もいます。

どうしてそんなことが出来るのか?
身体で振動を感じて演奏いるのだそうです。
特に打楽器は手や身体でダイナミックに振動を感じられます。

感覚を身に着けることは感覚を知ること。
感覚を知るためには違いを知ることが必要です。

今回は「耳」のみならず「手」で響く感覚・振動している感覚をつかむ方法を4つ紹介していきます。

オンライン音楽塾にて講師を務めます。【アーカイブ公開中】6月9日オンライン音楽塾「楽器を響かせる、とは?」

感覚をつかむ方法4つ

イヤホンで聞くことをオススメします!

1.スティックを打ち合わせる

「今日初めてスティックを持ちました!」という初心者でもできる、一番シンプルで手軽な方法です。

1.スティックを打ち合わせる

スティックをギュッとにぎりしめて打ち合わせるのと、フワッと持って打ち合わせる方法です。

動画では
握りしめて4発→
フワッと持って4発→
片方を握って片方をフワッとを4発…とたたいています。

打ち合わせたあと音が伸びている、または音程感のある音が出ていれば響いている証拠です。
交互に何度か繰り返して感覚をつかんでみてください。

2.スティックの反対側でゴム製の練習台を叩く

「昨日初めてスティック持ちました!」という初心者でもできる、シンプルな方法です。

2.スティックの反対側でゴム製の練習台を叩く

スティックを逆さにして練習台をたたきます。
ゴム製の練習台を使うのはスティック自体が響く音を聞き取りやすくするためです。
(木の練習台や楽器だとスティック自体の音が聞き取りにくくなる)

感覚と音の違いを感じ取りやすくするため、スティックのチップ側よりも打面に当たる面積が広い反対側を使います。

動画では
フワッと持ってチップで2発→
フワッと持って反対側で3発→
ギュッと握って2発→
フワッと持って2発、とたたいています。

1.と同じでスティックをギュッとにぎりしめてたたいたり、フワッと持ってたたいたりして違いを感じ取ります。

たたいたあと音が伸びている、または音程感のある音が出ていれば響いている証拠です。
交互に何度か繰り返して感覚をつかんでみてください。

3.クラベスを叩き比べる

1.と2.に比べて違いがハッキリしています。

3.クラベスを叩き比べる

1.のスティック打ち合わせる要領でクラベスをたたきます。

動画では
ギュッと握って2発→
フワッと持って4発→
ギュッと握って1発→
フワッと持って色々な角度から
とたたいています。

これも案外「今日初めてスティックを持ちました!」という初心者でもできる方法かもしれません。

人間、本能的に「響く感覚は心地よい」と仕込まれているのか、響く感覚さえ掴めていればクラベスは初心者でもすぐにいい音が出せます。(経験談)

(ついついお風呂や広いところで歌っちゃうあの感覚)

こちらも、たたいたあと音が伸びているまたは音程感のある音が出ていれば響いている証拠です。

握った状態、軽く持った状態、交互に何度か繰り返して感覚をつかんでみてください。

4.ビブラフォンを弓で弾く

ちょっと大がかりだけど、ぜひ「練習台ばかりで飽きた~」という初心者にも試してほしい方法。

「ヴィブラフォンをコントラバスの弓で弾く」
というと難しそうなイメージですが、コツさえつかめば初心者でもすぐできます。

弓を張って、ペダルを踏んで、音板付近のひもをおさえて、弓の一定の面積を音板に当てながら引いていく。

うまく音が出せるよう試しているうちに、
効率よく振動させる、響きを殺さない絶妙な力加減をつかむことが出来ます。

イタイ音もこれで解決?

響く感覚、バチを使った楽器のみならず合わせシンバルにも大いに役立ちます。

合わせシンバルでイイ音を出す人は響かせる感覚を存分に楽しんでいます。

何より響く感覚をつかめると音色や音量の調節がしやすくなり、演奏することがどんどん面白くなってきます。

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まとめ

感覚を知らない状態では何を言われても理解できず苦しい。

まずは初心者・教える相手の「感覚」を育てることが大切だと思います。

感覚を身に着けることは感覚を知ること。
感覚を知るためには違いを知ることが必要です。
違いが分かるようになれば、自分で考えてどんどん先へ進めるようになります。

決められた基礎練習のみらず、初心者にも是非いろいろなことにチャレンジさせてほしいと願うばかりです!

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それでは、また!

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