シロフォン・グロッケンおすすめマレット

こんにちは！打楽器の吉岡です。

金管バンド部や吹奏楽部、個人で使うシロフォン＆グロッケンマレットの選び方と、プロ奏者の間でもよく使われているマレットを紹介していきます。

マレット選びのポイント
おすすめマレット
プレイウッドマレット相対表
おわりに
- 参考

マレット選びのポイント

ヘッドの材質

材質	特徴
ゴム	クリアなものの音量は小さめ、様々な硬さがある
真鍮	まぶしい音色、Glock.用
レキサン	厚みのある音色
ABS樹脂	軽量で明るい音色
ハイトレル	タッチが柔らかめ
アセタール	Xylo.にもGlock.にもオールマイティに使える
ローズウッド	黒檀よりも柔らかく扱いやすい、Xylo.向き
黒檀	はっきりくっきり、Xylo.向き

鍵盤の材質よりもマレットが固いと、よく鳴ります。

基本的にゴムや真鍮のマレットは楽譜に指示があった場合に使います。

ヘッドの大きさ

φ14からφ28までのサイズが一般的です。

ヘッドが小さく軽いものほど明るく軽やかな音色に、大きく重いものほど厚く濃い音色になります。

音板の厚さによって使えるマレットが変わってきます。
(ちなみにサイトウは9mm厚と6mm厚の楽器を出しています)

音板が薄いタイプの場合は軽めのマレットを選ぶようにします。

学校で使っている楽器の鍵盤が細い場合は、小さめのヘッドを選んだ方が演奏しやすいかもしれません。

音板が厚いほど重めのマレットを使うことができ、幅広い音量を出すことができます。

グリップ

安定しやすいように太めになっていたり、柄が短めのマレットも出ています。

おすすめマレット

ゴム

しっとり系の音色が特徴的なゴムのマレット。

ヤマハ MR-920

シロフォン・グロッケンシュピール用マレット　レギュラーモデル

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ベリーハードの表記がありますが、ゴムのベリーハードなので「全マレットの中での」ベリーハードではありません。

扱いやすく粒立ちはいいですが、他の材質に比べると音量はあまり出せません。

シロフォンだと硬すぎず可愛らしくコロコロ鳴る感じです。

ウッドブロックなどにも使える便利なマレットです。

プレイウッド XB-7

シロフォン・グロッケンシュピール用マレット

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ABS樹脂にゴムが巻かれているシロフォン向きマレットです。

ゴムらしい、しっとりした音色ながら、くっきりした粒立ちで演奏出来ます。

シロフォンらしいサウンドとは言えませんが、小編成やアンバランスな編成で浮きやすい場合や、初心者でコントロールが上手くいかない場合にも活用できると思います。

ウッドブロックなどにも使える便利なマレットです。

真鍮

ゴージャスな音色が特徴的な真鍮マレット。音程より音色重視のときに。

プレイウッド B-2

グロッケンシュピール用真鍮玉マレット

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プレイウッドではB-1～B-3とヘッドの大きさが３種類用意されています。

用途に合わせて選んでみてください。

プラスチック系

オールマイティに使える！定番のプラスチック系！

プレイウッド　XBシリーズ

シロフォン・グロッケンシュピール用マレット

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よく使われているプレイウッドのXBシリーズ。

シリーズは6種類で、奇数番号がヘッド小さめ、偶数番号がヘッド大きめです。

硬さは3段階で、XB-3は中間の硬さ・ヘッド小さめで扱いやすくおすすめです。

MEMO

XBシリーズはヘッド付近のテープの色が硬い順から赤→青→黄になっています。

プレイウッド　Keyboard Mallet Orchestra Series XG 安江佐和子プロデュースシリーズ

XBシリーズに比べるとお値段は少し高いですが、打楽器奏者監修によるマレットでコントロールしやすく使いやすいマレットです。

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XG-32(シロフォン)
奏者の微妙なタッチのへんかが音盤に伝わりやすく表現しやすい。エボナイト玉
XG-33(シロフォン・グロッケン)
このシリーズ中でXylo.Glo.共用マレットの定番。明るく、タッチも明確。パワーの必要なものから繊細な音色までも表現しやすい。アセタール玉
XG-34(グロッケン)
音が良く伸びる。ゆっくりなフレーズや単発の音に向く。品があり深い音色。短め、太めで安定感のあるグリップ。真鍮入りアセタール玉
XG-35(グロッケン)
キラキラとした音色。メタルマレットを使わずに輝きのあるサウンドを表現。短め、太めで安定感のあるグリップ。真鍮入りベークライト玉

XG-34(真鍮が入った白いマレット)はXG-35(真鍮の入った黒いマレット)より柔らかい音色です。

XG-35は「キラキラさせたいけど真鍮マレットだとやりすぎだなぁ…」という時にも使えるマレットです！