どうも!毎日もずくを食べ続けている吉岡です。
もずくいいよ。
さて。
埼玉県ではアンサンブルコンテスト地区大会が一通り終わったところですね。
「上手い学校は動きが大きい」
そんなジンクスというか呪いというか都市伝説が学校吹奏楽で蔓延していた時代がありました。
(だいぶ最近は見直されてきたと思います。)
今回は私の体験を交えつつ、この都市伝説を解き明かしていきたいと思います。
さて、ここからはTwitterもない、Facebookもない、
ググれ○○!なんて言葉もなかった十数年前のお話です!
「そんな縄文時代みたいな話は興味ねぇ!はよ結論出せや!」
というセッカチさんは飛ばして後のほう読んでね。
狭い世界の恐ろしさ
自分が中学1年のころ、打楽器6重奏で出場したアンサンブルコンテスト。
先輩や外部講師の先生に
「もっと身体をつかって!」
と ひたすら言われ、
真面目で疑うことを知らない純粋無垢な吉岡(12歳)はひたすら実践した。
当時インターネットには情報が少なく吹奏楽関連の書籍もほとんど無く、
目の前の先生や先輩が言うことが全てだった。
ヴィブラフォンにかじり付くようにしてppを演奏した。
その結果は…地区大会を突破したものの、県大会銅賞。
その県大会にて結果の悔しさのみならず、
今までの楽しさ辛さ全てを吹っ飛ばすほど強烈な言葉に出会うこととなった。
「出ている音と身体の動きが全く合っていません」
講評用紙に書かれた審査員から言葉。
中学1年の私にとって衝撃的な一言だった。
忘れもしない12月14日の県大会の後、日々考え続け、
コンサートにも足を運び続けた。
考えれば考えるほど悔しくなってきた。
あれほど練習して身体に染み込ませていったのは「身体の動き=見た目」であり、いつのまにか「音楽」は置き去りにされていたのだ…!
そして気がついた
ピアノだから出来る限り身体を縮こませて!とか、
フォルテだから肩まで派手に上げて!
という一辺倒な身体の使い方では無くて、
出したい音、作りたい音楽で 自然と身体の使い方が変わってくる。
が、本来の順序。
そりゃ、身体を使うから音が出るんだけども。
まず大切なのは出したい音のイメージ、そして実際耳に入ってくる「音」。
それから、身体で感じる「響き」も大切だと思う。
バチを握りしめてしまったり、
余計な動きで力んでしまっては響き=振動を感じることは出来ない。
ppの音もffの音でも、これは共通だと思う。
目に見えることも大事だけど、
一番大事なのは自分や相手の「出ている音」に耳を傾けること。
歯は毎日しっかり磨いた方がいいけど、耳も少しずつで良いから磨く…!
(いいものを聴く、目指すものを聴く、知らないものを聴く)
効果的に身体を使う
さてさて。
「上手い学校は動きが大きい」は必ずしも間違えではない。
上手い学校は「身体の使い方が上手い」と言いたかったのだろう。
イイ演奏をする人は、音楽に対して無駄がなく効果的な身体の使い方をしているのだと思う。
きっとスポーツも同じ。
上手い人のフォーム(動き)を完全にコピーしたとしても、その上手い人と同じ結果は出せないでしょ?
ひとりひとり、身体の大きさや柔軟性の違い、得意な事と不得意な事がありますから、答えは人それぞれ。
(これを体系的に研究した「4スタンス理論」を参考にしてみるのもおすすめです。)
もちろん真似は必要だけど、形から入るだけでは不十分。
最終的には自分自身を研究して、答えを探していくしかない。
パフォーマンスも
そんな回り道をしてきた私が現在、
踊りながら叩く仕事で私が心掛けていること!
演奏のおまけで振付がついている。
みたいな分離したものでは無く、
振付も音楽の一部、音楽も振付の一部として
一体化したパフォーマンスを披露してきたいと日々試行錯誤しています。
音楽と噛み合わない、取ってつけた動きになってしまっては意味がない。
そうそう、今日からウェイトトレーニング始めました!
もっと自由に演奏するために…!
ちょっとやっただけで汗かきます!
暖房いらず!節約にもなる!わーい!!
それでは、また!
【関連】外側ばかり飾らないで内側を豊かに!
いい響きが分からない 」
「楽器に問題があるのか
奏法に問題があるのか分からない 」
「今の自分に合った
効果的な練習方法を知りたい 」
このようなお悩みはありませんか?
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ご相談ください。
真心こめてサポートいたします!
ドコドコやってます
の会場はビナウォークですか!?
千葉さま
お返事遅くなり申し訳ございません。
ドコドコの会場、そのとおりです!ビナウォークです!