「小さい音…どうしたらいいですか…(絶望)」
打楽器の小さい音、苦手…楽しくない…あるあるですよね。
でも、強弱を自由自在に使えたら面白くなりますよね!
どうしたら小さい音「ピアノ」に立ち向かえるのか、まとめてみました。
バチを持たずに…

例えば、手や指先で小さい音をたたくと?
思った通りに出来るではないか…!!
日常生活でも音をたてないように物を置く、小動物にそっと触れる、など演奏に応用できそうな動作がありますね。
バチを持つと難しくなる。
ということは、バチをコントロールすることに注目すると良さそうです。
うまくいかない原因
実際のところ、原因は人それぞれ楽譜それぞれです。
その人の叩き方やどういった場面の「ピアノ」なのか、実際に見てみない限り伝えられないのですが、今回は大きく分けて2つの技術的な原因をあげておきます。
勢い・スピードだけで音を出していないか
必要以上にバチを振り上げていないか確認する。
以下のツイートではフォルテの場合の話をしていますが、
普段叩くときに
- スピードをつけて振り下ろす
- 勢いをつけてたたく=手首のスナップを大きく使ってたたく
- バチが打面に当たる瞬間にギュッと握りこんで音を出す
などクセがついていると、なかなか上手くいきません。
スピードをつけるだけでフォルテを叩かないでね!ということで、今日のレッスンで使った音色の座標。(言葉は ほんの一例)
— 吉岡理菜Eppa |打楽器×地域部活NPO代表 (@YoshiokaEp_perc) May 10, 2017
この座標を使うと音のイメージを相対的に掴めるので好きです。
まずは両極端を試す。限界が分かったら自分の持っている座標(パレット!)を増やす・広げていく…! pic.twitter.com/0NPeV4pw1R
スピードだけに頼らず、バチや腕の重さも使えるとダイナミクスの幅が広がります。
(=音色の幅も広がる!)
大きく振り上げなくてもバチや腕の重さを使うことはできます。
ピアノだからと言って、必ずしもそのぶん動きが小さくなるとは限らないのですが、 タップストロークの練習をしてみるのもいいかもしれません。
バチを握りすぎていないか
指でたたいたときの感覚、そのままに使う!
手や指で慎重に静かにたたくとき触るとき、グッと力を入れたり固めたりしませんよね?
あと、赤ちゃんや小さな子供を寝かしつけるときとか。
ぽん、ぽん、と優しく叩きますよね。
「安定させよう」「コントロールしよう」
とバチをぎっちり握りしめてしまうのは逆効果だと思います。
遊び、余裕を作ることで多彩になる。響きが生まれる。
チップ(バチ先)、人差し指や中指を意識する余裕もきっと生まれます。
小さな音を楽しむためには、
小さな音に命を吹き込むためには、
バチの重さや振動(響き)を感じられることが大切。
バチを持つ力加減は
ボールペンなどを指でつまんで上下に揺らして
「ホラぁ~曲がって見えるゥ~」が おすすめです。
(※持ち方ではなく「力加減」の参考に)

そ、そんなの、緊張しちゃって、本番では無理ですぅぅ
「適度なリラックス」
緊張すると難しいことかもしれませんが、
普段から意識して習慣付けておけば、本番でも必ず発揮できると思います。
慣れていない(経験が少ない)ことも原因の一つかもしれません。
基礎練習などでは、やりやすい音量で叩いていることが多いですよね。
普段やっている基礎練習を音量を落としてやってみる、音量を変えながらやってみてもいいかもしれません。
ボリュームの上げ下げだけで考えない
ここからは強弱記号を音楽的に考えるお話。
楽譜にある強弱記号はリモコンでピピピッと、するイメージで付けられたわけではありません。
(現代音楽ではピピピッとやる場合もありますが)
強弱=音色といっていいほど、音色と深く関係しています。
音色、表現したいイメージ はどうか。
前後の音楽はどうなっているのか、合奏なら何人でどんな楽器が音を出しているか。
どんな場所で演奏しているのか。
「ピアノの音量はOOデシベル」
「フォルテの音量はOOデシベル」
という絶対的なものはなく、前後関係や周りとのバランスによって変化する。
音楽に「絶対的」は ほぼ無く、「相対的」が全てだと思います。
弱音にも命を吹き込むッ!

ピアノだからと言って押し殺したような音とは限らない。
無表情になったり弱弱しくなったり、「ピアノ」が負のイメージになるのは悲しい。
(音量小さいだけで意志のないピアノ、よくレッスンで「死んでるピアノ」と呼んでいます。笑)
バロック音楽など、昔は楽器の性能が今より良くなかったので強弱を大きくつけて演奏することは出来なかったらしい。
そこで、合奏の曲ではソリストたち(コンチェルティーノ)がソロで演奏する=強弱記号の「ピアノ」、ソリスト以外の大勢の奏者(リピエーノ)で演奏する=「フォルテ」と考えて、音楽の対比をつけていたらしい。
この事実からも「ピアノ=弱々しい」イメージを崩せるはず!
友達とのナイショ話
遠くの花火大会
そよ風に揺れる草木
ひとり小さなため息をもらしたとき
周りを起こさないように狂喜乱舞するとき(笑)
などなど、たくさんの「ピアノ」の表現が日常生活にあふれています。
元気いっぱいのピアノ、攻撃的なピアノもあります。
同じ「ピアノ」でも場面によって自由自在に使えると楽しくなってきます。
そうそう、呼吸もお忘れなく!
(息を殺して狙うのではなく、呼吸を合わせて掴む…)
— 吉岡理菜Eppa |打楽器×地域部活NPO代表 (@YoshiokaEp_perc) July 3, 2016
息を殺して狙うのではなく、呼吸を合わせてつかむ…!
それでは、また次の記事で!
打楽器うるさい問題、弱くたたくだけでは解決しない!?~管楽器とブレンドする方法
いい響きが分からない 」
「楽器に問題があるのか
奏法に問題があるのか分からない 」
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