こんにちは!打楽器の吉岡です。
自分のマレットを持つことで、楽器関係を管理する大切さや責任感に気づくことが出来ます。
何よりモチベーションアップにつながり、日々の練習が楽しくなります!
新型コロナウイルスで外出が心配、楽器屋さんまで遠出するのも無理、この際ぜひネットで買ってしまいましょう!
今回は初めて買うマレットのおすすめを紹介していきます。
シロフォン。グロッケン編はこちら
マレットの選び方
失敗しないマレット選び
初めて買うマレットはどちらかというと軽め、中ぐらいの固さで色々な場面で使えるオーソドックスなものを選ぶと失敗がありません。
「ベリーハード(VH)」だとマリンバの低音域には使えず、「ソフト(S)」だと高音域を鳴らせません。
中ぐらいの固さが一番扱いやすいです。
¥2,000程度の安いマレットも流通していますが、音楽の授業よりもレベルが高く、深い内容となる吹奏楽部で使うことを考えると適していません。
マレットはどこで買える?
マレットのしなり具合、左右のバランスなどメーカーによっては個体差が大きく、試奏せずに買うと失敗する場合もあります。
浅草のジャパンパーカッションセンター(JPC)など、マレット試奏用のマリンバやヴィブラフォンが用意されているお店で試奏して選ぶのが理想的です。
とは言え、近くに大きな楽器屋さんが無い場合も多いかと思います。
学校に出入りしている楽器屋さんを通しても買えますが、個人でネット通販でも買うことが出来ます。
ネット通販でも安心してマレットを買いたい。
そこで今回おすすめしたいのは安定感抜群の日本のメーカー、プレイウッドです!!
- 品質が揃っていて丈夫
- お財布に優しい価格設定
ネットで買っても安心ですし、生徒さんにもオススメしています。
楽器メーカーとしての技術力はもちろん、機械で生産していることもあり品質が安定しています。
今回紹介するものは本体価格1組¥4,000程度で買えるものです。
どんなに好きな奏者でも、どんなに有名な奏者のマレットだとしても、必ず試奏してから買うことを強くオススメします。
低価格、ネットで買えるおすすめマレット
マレットには毛糸巻きと綿糸巻きがあります。
それぞれに特性があります。
毛糸巻き
何本かの糸がより合わされて一本の毛糸となり、巻かれている。
糸がふんわりしている。
たっぷりと深く響かせられるので、他の楽器と馴染みやすい。
持続音のようなロールはもちろん、様々な音色を出すことが出来る。
綿糸巻き
何本かの糸がしっかりより合わされて、巻かれている。糸が細い。
綿糸巻きはマレットも音も軽く、音のツブがハッキリしている。
毛糸巻きよりも音色を揃えやすい。
毛糸巻きに比べると引き締まった印象。
合奏の中で使う分にはマリンバには毛糸巻きを使うことが多く、ヴィブラフォンには綿巻きを使うことが多いです。
ただし、ヴィブラフォンで柔らかい音色がほしいときは毛糸巻きを使ったり、マリンバでシロフォンのように細かく激しい動きがあるときには綿巻きを使ったり、状況によって使い分けています。
毛糸巻き・軽めのマレット
以下2種類のマレットは軽めです。
マリンバで主に使う、手や身体が小さい場合はこちらが良さそうです。
固さは4段階中の真ん中2つです。
102=ハード 103=ミディアム
毛糸巻き・一般的な重さのマレット
最初のマレットよりはヘッド(玉)が大きめですが、平均的な重さのマレットです。
固さは4段階中の真ん中2つです。
202=ハード 203=ミディアム
綿巻きのマレット
主にビブラフォンで使う、またはマリンバでクッキリ鳴らしたい人向けの綿巻きマレットです。
おわりに
以上、初めて買うマレットのおすすめでした!
毛糸巻きと綿糸巻きの特性や主な使い道を考えつつ、選んでもらえればと思います。
柄は籐(ラタン)のマレットを必ず買ってくださいね!
モチベーションアップでさらに音楽を楽しんでください♪
それでは、また!!!
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