こんにちは!打楽器の吉岡です。
ジャズやポップスの曲でよく出てくるシンコペーションやスウィングのリズム。
「ノリが悪い」「テンポが良くない」時、自分が叩くリズムを歌ってみたり「音符」を意識することが多いと思います。
しかし、実際は「休符」の取り方に原因があるかもしれません。
今回はテンポよく演奏するための練習「休符も声に出して歌う」について書いていきます!
打楽器のみならず、管楽器にもオススメの方法です!
流れのいい話は聞きやすい
たとえば、朝会で校長先生が話しているとします。
テンポよく話していたら内容も入ってくるし、聞きやすいですよね。
しかし、校長先生がダラダラ話していたら。
どんなにイイ話をしていても、テンポが悪いと内容が入ってきません。
よって、音楽も休符や長い音符で流れが止まってしまうと、お客さんへ伝えたいことが伝わらなくなってしまいます。
テンポが揺れる!リズムが不安定!それならいつもの基礎練を〇〇でやってみよう!
休符を歌う!
休符は音を出さない音符と言われるほど、音符と同じぐらい大切です。
歌う時に休符を「ウッ」「スッ」とか何でもいいので歌ってみてください。
特に表拍(強拍)の休符や、音を伸ばした先の休符を意識してみてください。
音を出すタイミングも大切ですが、どこまで音を伸ばすのか切るタイミングをハッキリさせることもテンポよく演奏するために欠かせない要素です。
リズムは出だしを含め休符の取り方で8割決まると言っても過言ではありません。
休符を含むリズムを「リズミカルに」演奏することにも繋がってくると思います。
打楽器は空振りも使える!
打楽器の場合はカラ打ち(から振り)も使えます。
休符でカラ打ち(から振り)を入れて休符を意識してみてください。
なんとなくだったリズムがくっきりしてくると思います。
まとめ
- 休符や長い音符は流れが停滞しやすい
- 休符は音のない音符として歌う
- 表拍(強拍)の休符に注目!
- 長い音の最後にも注目!
- 打楽器はカラ打ちも活用してみよう
休符も歌うことは結果的に自分の中にメトロノームを持つ、拍を感じ自分の力でテンポを作ることに繋がっていきます。
音を出していない瞬間も時間は進み、音楽も流れています。
休符も一緒に歌って、音楽を前へ前へ進めてみてください!
それでは、また!