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手遊び感覚のペア基礎練習「crosstalk」

今回は打楽器の練習法を紹介。
楽しい楽しいcrosstalk(クロストーク)練習でございます。

以前Twitterで公開したところ、沢山の方々から「面白い!」と反響をいただいたこの練習、今回は動画に楽譜も載せました。

線路は続くよ~♪
アルプス一万尺~♪

などの手遊び感覚でテンポ感や音のスピードをシェアする練習です。


ひとりひとりがいくら上手でも、スピード感がバラバラでは音楽にならない。

バンド内、パート内での感覚や考え方のシェア、共有、とっても大事。


crosstalkの意味は「当意即妙のやり取り、掛け合い」など。
楽譜の×印のところでスティックを打ち合わせています。

スティックを持たず手でも、
楽譜が読めなくても出来るので初心者にもおすすめ!


最初は少しづつ区切ってやってみましょう。
先輩&後輩ペアでやってみるのもおすすめです。

この練習、やっているうちにテンポ感や音のスピードが自然と二人で合ってきます!

リズム感いい人とやったら、いいリズム感が自然と身につくかも・・・!笑

(生徒たちに協力してもらいました!ありがとう!)

左右にアクセントがくると混乱してしまう人にもおすすめ。
自然と感覚が掴めてきますよ!


色々と応用がきく練習法なので、
例えば今やっている曲で出てくるリズムやテンポで練習してみるのもいいですね。

休符入れたりポリリズムにしたり、八分音符と三連符の入れ替えも面白そう。
あとメトロノームを裏拍で鳴らしたり、2拍目4拍目で鳴らしてみたり。


そうそう、
打ち合わせるときは最低限の力で、心地よくスティックを響かせましょう!

(力んでいると相手に当たった時、痛いです。どうか無事故でお願いします…。)


先輩と後輩、二人の習熟度に差がある場合、打ち合わせるときに慣れている人がスティックを水平にしてあげると、相手がたたきやすくなります。


この練習、とある講習会で教えた入部ホヤホヤの小学3年生の子でも楽しく出来ました!

何度か失敗してから成功したときの笑顔ったら!
いまでも忘れられません・・・!

それでは、また~!

2 COMMENTS

千葉 かおる

初めまして!千葉と申します。
母校や知りあいの高校の吹奏楽部にちょこちょこ練習を見に行っている者です。
私自身、中高とパーカッションをやり、大人になってからもOBとして時々演奏させてもらっている程度でアマチュアなのですが、おこがましくも初心者の子に教えたりする事があります。

ほぼ自己流ですし、大した経験もないためネットやらYouTubeやら教本やらDVDやらを活用して参考にする日々です(^^;
母校も今練習を見に行っている高校も、部員が極端に少ないうえ、楽器自体も揃っているとは言えず、練習環境もあまり良くない状況です。演奏面だけでなく生活態度など色々な面で問題も多く、練習の仕方など悶々と悩んだりもしていましたが、そんな中、吉岡さんの記事を読んでとても勉強になりました。
私も生徒と一緒に試行錯誤しながら頑張ってみたいと思います!

これからも頼りにしております。
宜しくお願いしますm(_ _)m
長々と突然のコメント失礼致しました。

yoshiokaeppa

千葉さま、初めまして!
心温まるコメントをありがとうございます。
自分も試行錯誤しながら書いているブログですが、少しでもお役にたてたようで嬉しい限りです!
プロアマチュア関係なく、打楽器の素晴らしさ楽しさを広げていけたら素敵ですよね。
環境や色々な問題を越えて、生徒さまがもっともっと打楽器を楽しめますよう願っております。
どうぞお体を大切に、頑張ってくださいね!心より応援しております!

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