こんにちは!打楽器の吉岡です。
今回は合わせシンバル(コンサートシンバル・クラッシュシンバル)の「取っ手」の交換についてです。
シンバルを支えるとても大切なパーツで、「手革(てがわ)」のほか、「レザー ストラップ」とも呼ばれます。
たかが取っ手とあなどることなかれ。
結果的にたたいた音の良し悪しに繋がってきます。
交換の仕方や結び方をマスターしていきましょう!
知っておきたい合わせシンバルのキホン
合わせシンバル(クラッシュシンバル)をイイ音で鳴らすための基本3つ
結び方
動画
図説
最後に4つの紐の端を引っ張っていってキュッと締まれば完成です!
一見複雑そうですが、仕組みを覚えて結び慣れれば手早くできるようになります。
結ぶ位置
持ち方によっては手革の持つ部分を長めにしたほうがいい場合があります。
その場合は結びはじめる位置を調節してみてください。
合わせシンバルの持ち方4種類
手革について
手革の交換目安
シンバルの重さがかかる部分なので、使えば使うほど消耗していきます。
手革とシンバルが触れている部分をチェックして、切れそうになっていないか確認します。
手革が削れていたり、ちぎれそうになっていたらすぐ交換します。
万が一、手革がちぎれたり緩んでシンバルを落としてしまうと、楽器にとっても人にとっても大惨事です!
シンバルが足に直撃して数針縫った話も聞くので、切れそうになっていたらすぐ交換することをオススメします。
手革いろいろ
各シンバルメーカーから手革がバラ売りされています。
代表的な物を紹介していきます。
ジルジャン
シンバルの定番メーカー、ジルジャンの手革。
かなり硬めでシャキッとしていて、丈夫です。
小出
国内のシンバルメーカー、小出の手革。
ジルジャンよりも柔らかく、使い込むほど手になじむ手革です。
幼児向けの「取っ手」
幼児向けにハンドルタイプの持ち手があります。
これは小さい子でも持ちやすいですよね…!
まとめ
以上、シンバル手革の結び方・交換についてでした!
時々ゆるんでいないかチェックして、結びなおしてみてください。
それでは、また!