こんにちは!打楽器の吉岡です。
今回はシェイカーの音色や強弱の変え方、形による違いなどについて書いていきます!
シェイカー基本編はこちら
シェイカーをリズミカルに演奏するには?音が出る仕組みとコツを紹介!
強弱どうする?
振る時の勢いを調節して、強弱やアクセントをつけます。
ヨーヨーを遠くに投げたり、ボールを勢いよく投げる感覚です。
とはいえ他の打楽器とは異なり、演奏者の力では劇的な強弱はつけられません。
音色も変わってしまいますが、手でさわる部分を増やすことで多少音量は抑えられます。
大きな音でほしいときは、できる限り勢いよく振る(笑)か、シェーカーを2個持って演奏したりすることもあります。
音色のちがい
強弱と同じく、演奏者の力ではあまり音色を変えられません。
曲調に合った音色にしたい時は楽器自体を変えてしまいましょう!
シェーカー本体の材質や形、中に入っている球の大きさや材質によって音色が変わってきます。
金属や木、プラスチックなど。
中身にもよりますが、やはり金属でできたものが一番存在感があります。
木でできたものは小さな編成やPA(マイク)を使う場合向き。
大きめの楽器はやはりダイナミックで音量大きいです。
小さくなるほど高音で軽快な音になります。音量も小さめです。
形状は円筒、丸っこいもの、四角形、八角形など。
円筒状のものが一般的で、種類も多いです。
グルーヴィーな演奏にも使えるオールマイティな形状だと思います。
(丸っこいものについては後述)
粒が大きいほど粗く、クセの強い音色(ジャキジャキ系)
粒が小さく細かいほど、主張が薄い落ち着いた音色(シャカシャカ系)
合奏で使うなら大きめのシェーカー、アンサンブルなど少人数で演奏するときは小さめの楽器だとバランスとりやすいです。
実際に楽器屋さんで音出しして、自分の耳と振り心地で選ぶのが一番です!
シェイカーの種類色々
中身が見えるシェーカー
マイネルの透明なシェーカー。中の様子がよく見えますね!
わりとサラサラ形の音色であらゆるジャンルに馴染みやすいシェーカーです。
エッグシェーカー
卵を始め、リンゴの形や動物をかたどったものなど様々な見た目のシェーカー。
幼児向けにデザインされたものもありますが、実際のところ丸い形状のものはどのように振っても同じような音色を出すことができます。
つまり、初心者でも安定した音色で演奏できるということですね。
小型のシェーカーなので振りやすく、高めのピッチで明るい音色の楽器が多いかと思います、
ワンショットシェーカー
ちょっと変わったシェーカーです。
通常シェーカーは振ると「前に振った時」と「後ろへ振った時」2回セットで音が鳴ってしまいますが、ワンショットシェーカーは前に振った時のみ音が出ます。
(後ろに振った時、中身が当たる面にゴムなどを張って鳴らないようにしてあるそうです)
複雑なリズムや前後が入り混じるアクセントを付けなければならない時に大活躍する楽器です。
手に付けるタイプ
手に付けて、コンガなどを演奏しながらシェーカーの音も鳴らせる優れモノ!
カホンと組み合わせて使う日知もいるようです。
なんと、足につけるタイプもありました!
ギロと合体してるシェーカー
「ギロシェーカー」、または「トルベド」と呼ばれることもあります。
小学校のころ、音楽準備室にこの楽器があったのをよく覚えています…!
番外編
可愛らしいカホン型のミニシェイカー!!
プレゼントにもいいですね!
終わりに
以上、シェイカーの音色や強弱の変え方、形による違いなどについてでした!
心地よく刻めたら、ただの十六分音符の連続でも楽しくてたまらなくなる!
それがシェーカーです…!
演奏の仕方と音が出る仕組みについてはこちらを
シェイカーをリズミカルに演奏するには?音が出る仕組みとコツを紹介!
それでは、また!