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聴いてもらう時は「どう?」ではなく「〇〇になってる?」で

こんにちは!打楽器の吉岡です。

1人で引き籠ってひたすら練習すれば絶対に上手くなれるか?

と聞かれたら、答えは「ノー」です。

人に聴いてもらい感想をもらう、フィードバックをもらうことが何より大切だと思います。

フィードバックの大切さ

自分も自分の音を聴くことが出来ますが、演奏しながらきくことになります。

録音・録画で聴けるとしてもそれは生の演奏ではなく、マイクや録音環境によって生の演奏とは違ったものになってしまいます。

生の演奏でも録音でも「人に聴いてもらう」ことによって、自分の演奏について客観的に知ることが出来る、さらに今まで気づいていなかったことや気にしていなかったことが分かこともあります。

恥ずかしいかも

練習するとき他人に聴いてもらい、感想をもらう。

「下手だと思われたらいやだな」
「お願いするのちょっと恥ずかしいな・・・」
と思うかもしれませんが、

自分の「上達したい!」「こんな風に演奏したい!」気持ちと天秤にかけてみてください。

自分の「上達したい!」「こんな風に演奏したい!」気持ちが勝っていたら即行動!

実は、聴いてもらいやすくする方法があります。

「目的を持って聴いてもらう」方法です。

目的を持って聴いてもらう

「ちょっと聴いてもらってもいい?」
「いいよー」
「どう?」
「(どう…って、え?)」

答えづらいですよね。
先輩からこう言われたら、なおさら答えにくいですよね。

聴くほうも何を聴いてらいいのか分かりませんし、どう答えたらいいのか分からず気まずい空気が流れそうです。笑

聴いてもらう時は相手が答えやすいように具体的な言葉を使って「目的を持って」聴いてもらいましょう。

答えを用意しておいて、相手に選んでもらう方法です。

Yes・Noで聴いてもらう

出来ているかどうか分からない時に。

たとえば…

テンポ、安定してるか聴いてもらってもいい?(聴いてもらえませんか?)

強弱ハッキリついてるか、聴いてもらってもいい?(聴いてもらえませんか?)

二択で聴いてもらう

どっちがいいか迷っている時に。

たとえば…

どっちの音色が曲に合ってるか、聴いてもらってもいい?(聴いてもらえませんか?)

どっちのマレットがいいか、聴いてもらってもいい?(聴いてもらえませんか?)

いろんな人に聴いてもらう

できればいろんな人に聴いてもらいましょう

先生や先輩だけでなく、後輩や他の楽器の仲間にも聴いてもらって、フィードバックをもらうと良いと思います。

楽器が上手ければ聴き方も上手い、とは限りません。

客観的に判断してもらえる上に、自分が気づかなかったことを教えてもらえるかもしれません。

後輩に聴いてもらう?のはピンとこない人もいるかもしれませんが、結果的に後輩の「聴く力」や「判断する力」を育てることに繋がります。

変に遠慮することなく、素直に意見を出してお互いにレベルアップしていける関係を作れたら素敵だと思います!

まとめ

聴いてフィードバックをもらおう!
  1. 聴いてもらう目的をはっきりさせる
  2. 自分がどうしたいか考えを持つ(=主体性を持つ)
  3. Yes・Noで聴いてもらう
  4. 二択で聴いてもらう
  5. いろんな人に聴いてもらう

「目的をはっきりさせること」「主体性を持つこと」はレッスンを受けるときにも大切なことだと思います。

それでは、また!