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専用ヒモを作ってエコに効率よく打楽器運搬!【マリンバの梱包】

こんにちは!打楽器の吉岡です。

今回はガムテープを使うより断然効率も安全性もアップする!
毛布×ヒモでマリンバなど鍵盤打楽器を梱包するお話です。

どう梱包してる?

マリンバやヴィブラフォン、どのように運搬していますか?

使わなくなった毛布に鍵盤をくるんだり共鳴管をくるんでガムテープで止めていることが多いのではないでしょうか。

ガムテープだと長さが足りなかったりゴミが出たり、ガムテープで止めてもらう待ちの人が出たり、そもそもうまく貼りつかなかったりします。

私は普段から自家用車でマリンバを運搬することが多いので、何度も使えてしっかり固定できる専用ヒモを使っています。

今でも専用ケースは使わずに毛布×ヒモで梱包しています。

しっかり固定できるのでととても運びやすいです!

鍵盤の梱包方法の基本はこちら

打楽器運搬を階段でも安全に効率よく!~マリンバ・ティンパニ・チャイム

鍵盤用のヒモ

すでに10年近く使っているのはこちら!

マリンバ鍵盤梱包用ヒモ

手提げ袋の取っ手などに使うような分厚くて幅広のヒモの片方に手芸で使うDカンを2つ付けています。

鍵盤は重く、くるむ毛布はほどけると危険なので丈夫なヒモがおすすめです。

こんな感じでDカンを2つ付けています

私のは何用のヒモか分かるように「黒鍵」などヒモに書いていますが、どれにでも対応できるヒモを用意するのも便利かもしれません。

使い方

鍵盤をくるんだ毛布にヒモを回し、

Dカン2つに通します。

Dカン2つに通したヒモの先を折り返し、一方のDカンにだけ通します。

そのまま引っ張っていけば、サイズに合わせてしっかり固定することができます!

ちなみに5オクターブの白鍵は大きいので、幅広のヒモ2本でいつも固定しています。

マリンバの鍵盤をくるんだ毛布
5oct.の白鍵をくるんだ状態

MEMO
梱包用に細長いマジックテープを使っている方も多いです!

そのほか用のヒモ

鍵盤を支えているケタや共鳴管などには幅はあるけど柔らかめのヒモを使っています。

わざわざヒモを買わなくても、いらない布を縫い合わせたりして作ることも出来ます。

毛布でくるんだ後に隅や端を2か所以上リボン結びにすれば、安心して運ぶことができます。

使わないときは絡まらないようにまとめています。

マリンバけた用に使っているヒモ

クッション大活躍!?

自家用車での運搬にはクッションもあると便利です!

スキマがある場合、何かを重ねる場合も安心です。

使わないときはヒモで括って保管しています。

鍵盤用のヒモで括って保管

専用ケースも便利だけど…

マリンバやヴィブラフォンには専用ケースがあります。

メーカーはもちろんのこと、ブルーマレット様のような打楽器専門店による製品も出ています。
(だいたい10万円以上します)

また、毛布やポリカーボネートなどでケースを自作する方もいます。

市販のマリンバ・ヴィブラフォンケース

普段は車高の高い軽自動車に積んで運んでいます。

うちの場合は市販の専用ケースに入れると車に積めなくなってしまう上に、使わない時のケースの置き場所がないため、毛布とヒモで梱包しています。

メーカーの専用ケースやハードケースなら耐久力は抜群、衝撃にも強いですが、そのぶん非常にかさばるので購入時には注意が必要です…!

おわりに

以上、鍵盤の梱包に便利なヒモのお話でした!

長さが足りない!ゴミどうしよう!
早くこっちも止めて!毛布とれちゃった!

一気に解決できるので、ぜひ作って使ってみてください♪

それでは、また!

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