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省スペース&持ち運びラクラク!マレットポケットの作り方

こんにちは!打楽器の吉岡です。

吉岡さん(中2)

マレットの持ち替えしなきゃ!でも狭くてマリンバの周りにマレット台が置けない!そもそもマレット台ないし!

というときに便利な打楽器アイテム「マレットポケット」とその作り方の紹介します!

実はこれ、正式名称がなくて市販もされていません。
(ポケットにもなるマレットバッグはよく売っています。)

なぜか大学時代から私の周りでは「ふんどし」と呼ばれていました…。

ひとまず、マレットポケットと呼ぶことにしました。

マリンバはみんなで共有、だけど使うマレットがみんな違う!という時にも大活躍です。

そのままマレットケースとして持ち運びもできます!

マレットの忘れ物防止にも有効です!

仕組み

仕切りの付いたポケットです。

鍵盤を支えている桁(けた)のピンに左右のヒモをひっかけて吊るします。

取り付ける時は白鍵側の鍵盤を片手で浮かして、鍵盤のヒモをのせている「ピン」にマレットポケットのヒモをかけます。

(マリンバのピン。交換のためピンのゴムを外しているところです)

作り方

マレットの長さがだいたい35~42cmぐらいなので、この寸法になりました。

厚めで丈夫な布を2枚用意します。(図1)

重めのマレットを入れる、少ない本数でも安定させたいといった場合は大きいほうの布にボール紙を入れるなどして補強してもいいかもしれません。

図1

2枚を重ねて、赤線部分を縫い合わせます。(図2)
この時点で大きなポケットが出来ているはずです。

図2

お好みの長さで縫い合わせて仕切りを作っていきます。(図3)

10cm幅だと一般的なマレットを2本余裕を持って入れられます。

頭の大きなマレットを使う、4本セットで入れたい場合はもう少し広めに調整してみてください。

図3

マリンバに吊るす用の丈夫なヒモを取りつけます。(図4)

布を縫い合わせてヒモ代わりにすることも多いです。

この部分は市販品(マレットバッグ)にも様々なタイプがあるので参考にしてみてください。

図4

これにて完成です!

寸法や図はあくまで参考程度ですので、ぜひ使いやすいようにカスタマイズしてみてください。

おわりに

以上、マレットポケットの作り方でした!

省スペース・持ち運びにも使える・低予算で自作できるマレットポケット。
状況に合わせてマレット台と使い分けてみてください。

もちろんマレット台が一番持ち替えが速くシンプルですが、鍵盤を見ながら持ち替えができるマレットポケットも侮れません…!

「片手ロールしながら片手で持ち替え」も実はやりやすかったりします。

上手に作れなくても客席からは見えないので!
裁縫が苦手でも、ぜひ挑戦してみてください。笑

それでは、また!

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