汗だくの運搬の思い出がたくさん!
どうも!吉岡です。
楽器運搬…打楽器の宿命ですね。
エレベーターがあれば楽ですが、 階段を使っておろす場合。大変ですね。
普段打楽器をさわらない人たちにも無理なく安全に運んでほしい。
もしも、自分や仲間が運搬中にケガをして演奏できなくなってしまったら悲しいですよね。
(運搬中のケガ、残念ながらよく耳にします。)
あと楽器にも負担をかけず、手早く運びたいですね。
ちょっとした一工夫で軽くできる場合があります。
今回は、重くて運びにくい大型楽器を「より安全に効率よく運ぶ方法」を紹介していきます。
鍵盤打楽器
特に運びづらいのがマリンバとビブラフォン。
すべて解体して運ぶのが楽器に一番負担がかからないですが、組み立ては慣れないと難しい。
ので、組み立てる自信がないときは、鍵盤はずして運びましょう!
ビブラフォンはペダルを踏んだ状態で鍵盤をはずしていきましょう。
はずした鍵盤は毛布などにくるんで、できればガムテープなどで固定しておくと安全です。
作って便利な「梱包ヒモ」についてはこちら
専用ヒモを作ってエコに効率よく打楽器運搬!【マリンバの梱包】
・2~4人ぐらいで、
楽器が常に水平もしくは床と平行になるように運んでください。
枠の部分は左右、上下にねじらないように気を付けてください。
ノイズの原因になったり楽器が傾いたりします。
声を掛け合って運んでいきましょう!
マリンバの解体・梱包・組み立てまとめ
ティンパニ
・運搬するときはペダルを最高音にセットする。
(最高音にセットすればネジが締まっている状態になるので、万が一ぶつけたときにユルユルの状態よりはダメージが少ないそうです。)
・ペダルを中心として2人で左右対称に持って進む。
左右に人がくる状態にして、同じ段を進む。
(ペダルが足に当たって痛い!にならない)
・ペダルを階段の下方向に向けて運ぶ。
(階段がペダルに当たって痛い!にならない)
・下の方を持つ、同じぐらいの身長のペアで運ぶ…などなど。
丈夫そうに見えて、意外とデリケートな楽器なので慎重に運んでください。
(楽器が音痴になってしまう!)
チャイム
出た!ラスボス!
抜き取って減らして運びましょう!軽くなります!
上から見ると、ヒモがネジにかかって固定されています。
必ず軍手を用意して、ペダルを踏んだ状態で1本1本抜き取っていきます。
(もちろん全部抜かなくてもいい)
抜き取ったら毛布などでくるみます。
(ぶつけないように慎重に…!)
1枚の毛布に3~4本くるめます。
(1本1本当たらないようにくるむ)
重たいので2人で運んでください。
そもそも演奏する曲で使わない音があれば、はずしておいても大丈夫です。
ただし、黒鍵(派生音)を使わないからって全部外してしまうとドが分からなくなるので注意!笑
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楽器運搬は大変!そんな時こそ!
運搬の時、私が心掛けていること。
それは運んでくれた人への「ありがとう!」
仲間が運ぶのを手伝ってくれた時、トラックまで運んできてくれた時。
必ず一人一人に笑顔で言うようにしていました。
夏の運搬となると暑いですしイライラもしますが、そんな時こそ感謝を忘れない。
「ありがとう」は魔法の言葉で、不思議と丁寧に積極的に運んでくれるようになります。笑
一人ではできないこと。仲間の協力があって達成できること。
思いやりを大切にしていきたいですね。
人間にも楽器にも優しい楽器運搬を!
それでは、また!
スタンド類の運搬についてはこちら
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