こんにちは!打楽器の吉岡です。
今回は知ればすぐに使える、トライアングルの音色の変え方2種類を紹介していきます。
音色の違いを聞き分ける動画もあるので、ぜひイヤホンで聞いてみてください♪
バチ、細すぎませんか?
楽器が十分に響いていなければ、音色も使い分けられません。
楽器を十分に振動させるために、バチは太めのものを使いましょう!
バチの選び方と吊るし方について
打つ角度に注目!
音色というのは様々な条件で変わってきますが、今回紹介する2種類は打つ時の角度で音色を変える方法です。
楽器に対してバチをどの程度傾けて当てるか変えることによって、音色が大きく変わってきます。
とはいえ楽器ごとの個体差も大きいので、その楽器に合った鳴らし方や打つ位置を探してみてください。
うまく鳴らすには構え方にもコツが!
「三角の中に指揮者」は間違い!?トライアングルの持ち方・構え方
1.斜めにあてる(倍音多め)
楽器に対してバチを斜めに当てる方法です。
倍音が多めで、複雑な響きがします。
声で表せば「ズィ〜ン」系の音で、2つ目に紹介する「倍音少なめ」に比べると派手で華やかな印象です。
2.まっすぐ当てる(倍音少なめ)
楽器に対してまっすぐに当てる方法です。
倍音が少なく、まっすぐな音に聞こえます。
トライアングルらしい「チーン」に聞こえるかもしれません。
1つ目の「倍音多め」に比べると、線が細く澄んだ、繊細な音色のイメージです。
以下写真のように、縦に当てることもできます。
こちらのほうがコントロールしやすい!
安定してたたける
という人もいますので、ぜひ試してみて下さい。
当てるバチの位置でも変わる
バチの先で打つか、真ん中あたりで打つか?によっても音色が変わってきます。
たかがトライアングル、されどトライアングル
誰でも簡単に音を出すことが出来る打楽器。
トライアングルの上手い下手はどのようにして決まってくるのでしょうか。
プロと初心者では何が違ってくるのでしょうか。
リズムなどの正確さはもちろんですが、何よりも強弱を含めた音色選びのセンスが違います。
状況に合わせてセンス良く叩き分けられるかどうかが重要なのだと思います。
おわりに
今回はすぐ出来る2種類を紹介しましたが、トライアングルは大きかったり小さかったり・太かったり細かったりと様々な楽器があります。
そのため、楽器ごとの個体差が大きく、でてくる音も大きく変わってきます。
ぜひ、実際に使う楽器でたたく位置や角度など色々と試してみて下さい!
それでは、また!