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マリンバ・シロフォンの和音ロールが繋がらない!コツと練習方法

こんにちは!打楽器演奏したり作曲したりしてます吉岡です。

今回は2本マレットで和音のロールをきれいに繋げる方法について書いていきます!

特に、トップの譜例↑のように跳躍する場合を取り上げて解説していきます。

ロール自体のコツは下記記事をご覧ください。

シロフォンやマリンバなど鍵盤打楽器のロールのコツ

和音ロールが途切れる原因

和音のロールが途切れる原因としては以下の2つが多いです。

・次の音に入る時にマレット上げてしまう
→前の音が早めに終わり、次の音の入りが強くなってしまう

・前の音の終わりと次の音の入りで音の粒が噛み合わない
→前の音の終わりが弱くなったり次の音の入りが強すぎたり、ロールの速度が前後で変わってしまったりすると、つながって聞こえない

和音のロールをつなげる練習方法

以下の流れで練習を進めてみてください。

まずは十六分音符で隣の鍵盤から

「ドとミ」など適当に音を選んで、基礎練習で十六分音符をたたき続けるように隣の鍵盤「レとファ」に移動させます。
均等にたたける速さで練習しましょう。

「UFOキャッチャーが移動するように」「アイロンがけをするように」など色々な例え方がありますが、とにかく次の音に移動する時に変化をつけないようにします。

一定の音量・スピードでたたきますが、【前の音のロールがどちらの手で終わって、次の音はどちらの手で入るか】はハッキリ認識しておきましょう。

十六分音符のまま移動距離を広げる

慣れてきたら、「ドとミ」から「ファとラ」など少し離れた鍵盤にも同じように移動できるように練習します。

十六分音符で楽譜通りの音を弾く

さらに慣れてきたら、やりやすい音量で楽譜通りにやってみます。

もし、次の音がオクターブ上など大きく離れている場合は、左右の足を次の音の鍵盤付近へ踏み出すなど、重心の移動(後述・コツ1)が必要になってきます。

ロールにする

その感覚のまま回数を増やしてロールにします。
ロールにした時も、【前の音がどちらの手で終わって、次の音はどちらの手で入るか】を意識しておきます。

ロールは「回数を増やすこと」よりも、前の音と次の音で「なるべく手の動きを変えないこと」に重点をおいて繰り返し練習します。

コツ1・重心移動

どの楽器も同じですが、自分の身体の中心で行う動作が一番安定します。
(基礎練習の構え方を思い出してみてください。)

鍵盤打楽器は、たたく位置が左右に動くので動作が不安定になりやすいです。

高い音や低い音へ大きく跳躍するときは、目的の鍵盤を身体の中心でたたけるように、足を大きく踏み出して横に移動しましょう!
(高音側へ飛ぶなら右足を、低音側に飛ぶなら左足を)

MEMO
身体が小さい人ほど、重心移動をダイナミックにやる必要があります。音量を出したい時にもオススメです!

テニスや格闘技のように膝を軽く曲げておいて足をすぐ動かせるようにしておくと、重心移動しやすくなります。

跳躍するときは手が先に移動するのではなく、身体が先に移動する!と覚えておきましょう。

コツ2・低いほうの音から始める

和音のロールは低いほうの音(左手)から鳴らした方が響きが良いです。

(4本マレットでロールする時も同じです。)

ただし、高音側へ大きく跳躍する場合、上の音を特に強調したい場合などは右手から始めても良いと思います。

コツ3・「点」ではなく「線」で

ロールを連打のようにイメージしていたり、和音の入りだけ意識して「点」のようにとらえていると、つながりません。

上手くつなげるためには音をロールで伸ばしている最中「まっすぐ(均等)」なのか?次の音へ向けて「強くなる」のか?「弱くなる」のか?ハッキリさせましょう。

「点」ではなく「線」で考えてみると、自然なつながりになってきます。

まとめ

和音のロールをつなげる!
  1. そのままのたたき方で次の音へ
  2. 膝を曲げて重心移動
  3. 低いほうの音から始める
  4. 「点」ではなく「線」で

ロールは手に意識がいきがちですが、腕や下半身など身体の大きな部分から移動するようにすると、つなげやすくなって音量も出しやすなります。

ぜひ試してみてください♪

それでは、また!