皆様こんにちは!吉岡です。
いきなりですが、皆さま「論文」についてどんなイメージがありますか?
と思われがちですが、実際は違います。
実は身近な話題をテーマにした論文も多く、家にいながら簡単に手に入れることができます。
うまく活用すれば超マニアックな情報収集ができます!
自分がよく知っている物事でも、専門家の目を通すことで今まで気づかなかった「視点」を手に入れることもできます…!
論文は理系だけじゃない
学術論文というと医学や物理のイメージがあると思いますが、他にも様々な研究分野があります。
書籍化されていない楽器や奏法の考察、歴史について書かれた演奏家にも役立つ論文がたくさんあります。
話し方やコミュニケーションなど、多くの人が気にする研究分野の論文もあります。
なんと「オタク」「お笑いライブ」「人見知り」「ゆるキャラ」などについて書かれた論文もあります。
学校では取り上げないような内容を研究しまくっている人がいるのです…!
自分が良く知っている分野ならサクサク読めること間違いなし…!
学術論文・研究報告とは
- 学問の研究成果など、あるテーマについて論理的に書かれた文章
- 文系・理系の専門家が発表する
- 専門家向け(一般書店では手に入らない)
- 学術雑誌に掲載されることは専門家として最も重要な業績である。
=学者生命をかけて書いている
何かを掘り下げて知りたいときに使える、頼もしい手段です。
Google Scholar (グーグル・スコアラー)
Googleアプリのひとつ、Google Scholarが便利です。
google検索と使い方は変わりませんが、検索結果にはPDF添付のページや実際の書籍URLのみが表示されます。
キーワードが入った学術論文・研究報告だけを効率よく探すことができます。
通常は引用回数の多い記事が上位に表示されます。
検索結果の画面左側で論文が公表された期間を指定したり、検索結果の条件を替えたりすることができます。
日本語に限定したいならジェイ・ステージ
J-stage (ジェイ・ステージ)では日本語の学術論文・研究報告が集められています。
正式名称は科学技術情報発信・流通総合システム。
全てすぐ読めるわけではない
探すのは無料、多くの記事はそのまますぐ読むことができます。
記事によっては大学図書館などに問い合わせないと入手できないもの、有料でダウンロードするものもあります。
真実かどうかは分からない
学術誌にある論文が掲載されたからと言って、その論文の成果が真実であるとは限らない。(中略)その論文の内容が真実であるかどうかはその後の同業専門家による批判・追試によって確認される。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E8%A1%93%E9%9B%91%E8%AA%8C
学術論文は研究者によって論理的に組み立てられ、しかるべき体裁をもっています。
ネット記事にポーンと載っている情報よりは信頼性は高いですが、必ずしも真実とは限らないので注意が必要です。
(医学論文の捏造とかニュースになりましたよね…)
まとめ
以上、GoogleScholarの簡単な紹介でした!
全部読まずに気になるところだけ読んでみても、何かしらの発見があります。
仕事に役立てられそうな分野を探すもよし!
暇つぶしに変な研究を探すもよし!
みんなが知らなそうなマメ知識を仕入れて話のタネにするもよし!
是非活用してみてください。
それでは、また!