新年度レッスンでフレッシュな日々を過ごしております!
どうも吉岡です。
楽器を始めたころ。
楽器じゃなくても新しいことを始めたとき。
一度に色々考えるのは難しいですよね。
でも、分けて考えればちょっと楽になると思います。
今回は新入生にとって退屈になりがちな打楽器の基礎練習、
「たたき方」と「リズム感」をバシッと分けて時間を上手に使う方法を紹介します!
新入生・初心者への基礎メニューにぜひ役立ててもらいたいお話です。
基礎練習の譜例はこちらでダウンロードできます
そもそも基礎練って…
「基礎練習のための基礎練習」ではなく、「曲を素敵に演奏するための基礎練習」であることが大切です。
目的がはっきりしていないと効果は薄いし、面白くありません。
今回は「うまくなりたい!」を2つの要素に分けて考えてみたいと思います。
これはホントに一例で、超ざっくりです。
(似たような内容の記事、前にも書いていました。
曲でも「目的を小分け」にして練習するお話です。 ↓)
たたき方を磨く
スティックの扱いに慣れる。
テクニック重視。
メトロノームを鳴らさずに一定の速さでたたいて、たたき方の確認をしたり。
先輩が後輩を見てあげるなら、リズムについて細かく指摘せずに
「ストロークが安定しているか」
「左右の音がそろっているか」
「うまく跳ね返っているか」
など動きに注目する。
自分の指や手首がどんな動きをしているのか、
上手くいったときはどんな感覚なのか。
スティックを扱うことに集中する時間にする。
【脱・初心者!】左右のバチが当たって速くたたけない!原因と3つの解決方法
リズム感を磨く
手拍子やボディパーカッション、足、声など簡単に音を出せる手段を使ってリズムを正確に、リズミカルにとる練習。
スティックを扱うことを考えず、リズムに集中する。
相手の動きや音、メトロノームの動きや音に集中する。
これなら休符が入ったリズムやメトロノームを裏で鳴らしてリズムを取る練習を早い段階で始められる!
(例)
・みーぎ、ひだり、とかステップを踏みながら裏拍で手拍子
・ステップをふみながらシェイカーを振る
・足を使えばドラムセットの練習にもなる!
・クロストークとか↓
【管楽器も初心者も】メトロノームをアフタービートで鳴らして安定したテンポ感へ!
シンプルなリズム遊びが、
リズミカルに演奏する近道だったりします。
ぜひ仲間と取り組んで、一緒にリズム面のレベルを上げていきましょう!
目的がはっきりすれば面白くなる!?
吉岡さん(中3)
ありがちな話ですが、これホント良くないと思います。
そもそも初心者にとって「ちゃんと」は どの程度なのか、「できてる」のは どんな状態なのか、判断が難しい。
よくわからんゴールに向かって迷走している状態ですね。
飽きる確率が跳ね上がります。
吉岡さん(中2)
吉岡さん(中3)
みたいに
基礎練習が「免罪符」になるのもベストとは言えません。
そうならないためにも、
「30分ずっと練習台で基礎練」
と、ざっくりしたスケジュールにするより
「15分はスティックを使った基礎練習、
15分はスティックを置いて声や手拍子でリズム感を磨く」
など目的に応じたスケジュールを組んであげる。
そして目的と手段をセットで覚えておけば(教えておけば)、飽きることなく、効率よく時間を使えると思います。
まとめ
目的をしぼるのが基礎練習を楽しむコツ。
限られた時間のなかでも成果を出せる!
ということは達成感も味わえます!
単純に、できることが増えると面白くなってきます!
(ゲームと一緒!)
これ、音楽以外でも生かせるワザだと思います。
人生は打楽器だったんですね。(雑)
それでは、また!
音楽をケーキに例えると?
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