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吹奏楽コンクールや演奏会の本番前日!どんな練習をすればいい?

こんにちは!打楽器の吉岡です。

舞台でベストを尽くすには?

当日のコンディションもあると思いますが、本番のパフォーマンスは準備の時点で99%決まると言っても過言ではありません。

本番で奇跡!は起きないです。
(本番で悲劇!は結構ある)

今回はコンクールや演奏会の前日にどんな練習をしたらいいか?書いていきます。

ウォームアップ・基礎練習はいつも通りに

いつも通りのウォームアップやストレッチ、基礎練習をします。

不安で曲の練習ばかりしがちですが、いつもの調子を保ちましょう!

MEMO
【ストレッチ】…体をのばしてほぐして、身体を動かしやすい状態にする

【ウォームアップ】…ゆっくり~はやく~ゆっくりなど、あまりリズムにとらわれずにたたいたりして、手がよく動く状態にする

【基礎練習】…基本的なリズムを繰り返したたいて、安定したテンポ感や左右のバランスなど自分の中のリズム感を整える

できることを本番で成功させる練習

グロッケンシュピール

残念ながら前日に必死こいて練習しても、たいして上手くなりません。

楽譜やメモを見てみてください。
あるいは、これまでの練習や合奏を振り返ってみてください。

最初弾けなかった部分が弾けるようになっていると思います。
強弱を付けたり、音色を選んだり、色々と考えながら練習してきたと思います。

これまでやってきたこと、今できることを100%成功させるために時間を使いましょう!

新しく何か取り入れようとするのではなく、今までやってきたことを深めたり強化させたり、確実にするための練習をします。

前日は「確認」に尽きると思います。

マレットやスティックのチェック

持ち替えや楽器移動は確実でしょうか?

マレットやスティック類は準備万端でしょうか?

折れそう、マレットの頭が取れそう、心配であれば予備のバチ類を持っていくようにします。

人任せにせず、自分が使うバチ類は自分で責任もって準備しましょう!

吹奏楽コンクールで一番多い打楽器の忘れ物は?

マレット類が一番多いです。(独自調べ)

これまで何年もコンクールの舞台袖で色々とサポートしてきましたが、ほぼ毎年遭遇するのが「すみません、マレット貸してもらえませんか?」です。

(ティンパニのバチだけ別の所に置いていたので持ってくるのを忘れてしまった、マレットバッグごと音楽室に忘れてきてしまった、など…。)

楽器運搬のチェック

避けては通れない打楽器の宿命、楽器運搬!

はずれそうな部分はないか?
ネジ類はゆるんでいないか?

分解・組み立てのやり方を理解しているか?

確認しておきましょう!

鍵盤楽器を傷つけず運ぶ方法

マリンバの解体・梱包・組み立て方

大型楽器を安全に運ぶ方法

打楽器運搬を階段でも安全に効率よく!~マリンバ・ティンパニ・チャイム

スタンド類を効率よく運ぶ方法

シンバルスタンドを組み立てる 打楽器スタンド類を効率よく運搬する方法

本番でベストを尽くすためには?

夏のコンクールに向けてホール練習をする吹奏楽部

心強くなる言葉、対策などをピックアップしてのせておきます。

前日までに

  • 練習は本番のように、本番は練習のように。
  • 寝る前などに、演奏する前の流れも含めてイメトレしておく。(学校で最後の合奏~会場着、楽器組み立て~舞台袖~入場、セッティング~演奏)
  • 本番を楽しみたいのなら、練習はストイックに。

緊張を乗り切るためにやっておけること

マリンバの4本マレット 緊張しても乗り切る!本番を意識した打楽器の練習方法3つ

当日

  • 繰り返してきたことは、体が覚えている。仲間と自分を信じる。
  • 緊張してない!と否定するより「自分、緊張してるんだな。」と緊張している自分を受け入れてあげると、逆に落ちつける。
  • ステージに入ってセッティングが終わったら、ゆっくり呼吸して客席や天井を眺めてみる
  • 緊張は味方!緊張状態は感覚が鋭くなる。(動物は緊張を上手く使って狩りをする)

終わりに

以上、吹奏楽コンクールや演奏会の本番前日!どんな練習をすればいい?でした!

積み重ねてきたことは決して無駄にはなりません。

練習してきたことが本番で隅々まで発揮できますように!
本番でベストを尽くせますように!

それでは、また!