レッスンを考える

部活指導にレッスンに役立つ「コーチング」入門おすすめ2冊

2021年6月10日

こんにちは!打楽器柄演奏したりレッスンしたりしています吉岡です。

レッスンに是非取り入れたいスキルのひとつです。

今回は「コーチング?何それ?」でも読み進めやすい、入門におすすめの2冊を紹介します!

そもそもコーチングとは?

促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談の一形態。

https://ja.wikipedia.org/wiki/コーチング

対話を重ねることで、クライアント(相手)が目標達成に必要なスキルや知識、考え方を備え、行動することを支援するプロセスである。

この1冊ですべて分かるコーチングの基本

強制や威圧で何かを叩き込むのではなく、相手の自発性・やる気を引き出し良い結果へと向かわせるのが「コーチング」の考え方です。

子どもの心のコーチング

幼児~小中学生のレッスンが多い方、感覚的に理解したい方におすすめ!

 

この本のポイント

  • 文庫本サイズ、縦書き
  • 定価552円(税別)</li><li>語りかけるような柔らかい文章
  • 子育てする親向け</li><li>幼児~小中学生に対するコーチング
  • 誰もが体験する子供時代、共感しやすい
  • 豊富な体験談でイメージが掴みやすい
  • 「感覚派」におすすめ
  • エピソードごとに短くまとめられているので、気軽に読み進められる
  • 著者は人材開発のコンサルタント、自身も子育てをする母親

保護者向けの内容ですが、レッスンの現場でも応用できることが沢山あります。

子どもによく見られる行動は何なのか?
どのような心理状態になっているのか?
どんな解決方法があるのか?

引き出しを増やすにはうってつけです。

自分が子どものころ感じた「あの感覚」はこういうことだったのか!
と、ひたすら目からウロコ、発見の連続でした…!

どんな内容?(もくじ抜粋)

  • 子どもに教えたい3つの力、愛すること/責任/人の役に立つ喜び
  • 「あなたのために」は子どもには愛とは伝わらない
  • 子どもを幸せにするしつけ
  • 心を結ぶ聴き方・伝え方etc.

コーチングの基本 この1冊ですべてわかる

中高生~大人向けのレッスンが多い方、論理的に理解したい方におすすめ!

 

この本のポイント

  • A5サイズ、横書き
  • コーチングのプロが書いた本
  • 企業で働く社会人向けのコーチング
  • 原因を切り分けて考えられるようになる
  • 部活動など「集団」に活かせるヒントも多い
  • 論理的に理解したい人にぴったり
  • 体形的にまとめられている
  • 図解も多く読みやすい
  • 自身を成長させるためにも役立てられる
  • 専門用語が多い部分は難解な印象も
  • 子どもには適用できない部分も多い

論理的に、体系的に理解したい人におすすめの本です。

ボリュームたっぷりなので一度に読まないで、興味のある部分から読んでみるのもイイと思います。

どんな内容?(もくじ抜粋)

  • コーチングの三原則とコーチが持つべき視点
  • コーチングは成長を探求する
  • コーチングの基本ステップと、実践的な進め方
  • 代表的な7つのスキルと、プロコーチによる実践例
  • 生産効率が上昇した工場のケース
  • 離職率が低下した企業のケース

おわりに

以上、部活指導にレッスンに役立つ「コーチング」入門おすすめ2冊の紹介でした!

すぐに現場で生かせることも多く、読んだことで生徒への接し方やレッスンの質が大きく変わったと感じています。

また、この2冊は普遍的な内容で、いつまでも、どんな場所でも大いに生かすことができると思います。

自分自身を磨くためにも使えるので、読んでおいて絶対に損はない2冊です。

それでは、また!

  • この記事を書いた人

よしおか りな

埼玉県川越市・新座市を拠点にマリンバや打楽器を演奏したり教えたり、作曲したり、部活動指導員やNPO理事やっている人。場面緘黙の経験やHSP気質を活かしながらお仕事してます。 alla(アラ)はイタリア語で「…のように」を意味します。しなやかに、たくましく、ミネラル豊富でダシにもお茶にもラッコのお布団にもなる…そんな昆布に憧れます。当ブログは硬くなりすぎず、絶妙な歯ごたえと素朴な旨みでお送りしたいと思います。どうぞ、よしなに!

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