打楽器

歌が苦手でも大丈夫!音程の間隔と感覚をつかむシンプルな練習

こんにちは!打楽器の吉岡です。

今回は音程の間隔と感覚をつかむシンプルな練習を紹介していきます。

歌うことが苦手でも、すぐ挑戦できる練習です。

音程の間隔と感覚をつかむ

基準の音からだんだん高低広げていきます。

ピアノなどで音を出しながら、ゆっくり歌ってみます。

一般的なソルフェージュのように調性感にそった練習ではありませんが、現代曲などの譜読みや暗譜にも役立ってきます。

歌いやすい音程…というわけではありませんが、基準の音からの距離をシンプルにとらえることができます。

こういったシンプルな練習で短3度や長6度といった間隔(感覚)をある程度掴んだ上で、調性に沿ったソルフェージュをやってみるのも一つの方法だと思います。(私はこっちのタイプでした)

これと同じ流れになっている鍵盤打楽器のインターヴァル練習もあります。

音と楽器をリンクさせる

「音」という目に見えないし触れないものと、目に見えるうえに手で触れることができる「楽器」をいかに精密にリンクさせていくかが、大切です。

結果として、自分が思い描く音楽を自由自在に奏でることができるようになります。

マリンバなどの鍵盤打楽器だとしても音程感を持って演奏するのとしないのとでは、出てくる音はもちろんのこと、奏者自身の弾きやすさも大きく変わってきます。

私は歌も苦手で子どものころソルフェージュは全然できていなかったのですが、大人になってからでも大丈夫です。身につけることが出来ます。

[say]ソルフェージュとか楽典ってどう役に立つの?[/say]

と思われがちですが、文法や言葉・慣用句などの意味を知り学ぶことで文章の理解度が上がるように、音楽を「より鮮明に」とらえるために必要な能力だと思います。

ほんと、大人になってから痛感しました…笑

それでは、また!

  • この記事を書いた人

よしおか りな

埼玉県川越市・新座市を拠点にマリンバや打楽器を演奏したり教えたり、作曲したり、部活動指導員やNPO理事やっている人。場面緘黙の経験やHSP気質を活かしながらお仕事してます。 alla(アラ)はイタリア語で「…のように」を意味します。しなやかに、たくましく、ミネラル豊富でダシにもお茶にもラッコのお布団にもなる…そんな昆布に憧れます。当ブログは硬くなりすぎず、絶妙な歯ごたえと素朴な旨みでお送りしたいと思います。どうぞ、よしなに!

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