部活動指導員・吹奏楽部

デコレーションの出来は土台次第!基礎練習はケーキのスポンジに似ている話

2021年4月18日

こんにちは!部活動指導員の吉岡です。

基礎練習や基礎合奏。何のためにやるのか。
どうしたらモチベーションを上げられるか?

学校に向かう途中、ふと思いついた話を書いていきます。

スポンジが上手く焼けていないと…

デコレーションするの、ワクワクしますよね。

スポンジにクリームを塗って、あのフルーツをのせて、ホイップクリームを絞って、ステキな飾りをのせて…

もし、土台となるスポンジがフニャフニャだったりスカスカだったり、均質に焼けてなかったらどうなるでしょう?

いくらデコレーションしようとしても、崩れていってしまいます。

思うようにフルーツやクリームで飾り付けることができません。

ケーキのスポンジは外から見えませんが、デコレーションするためにはとても重要な部分と言えます。

基礎練習はケーキのスポンジ作り

この記事を読んでいる方はもうお分かりかと思いますが、どんな曲を演奏するときにもロングトーンやタンギング、テンポキープなどの技術が必要になってきます。

「曲を演奏する」というのはホイップクリームやフルーツで盛り付け、様々な見た目や味のケーキを作ることに例えることができます。

曲の中で素敵なフレーズが出てきた時、高い音が当たらなかったり、指が回らなかったりすると残念ですよね。

いくらカッコいい曲を演奏したとしても、楽器から出てくる音そのものが貧弱で薄っぺらかったら、虚勢を張っているような印象を与えてしまいます。

やりたいようにデコレーションするために必要な土台、それが基礎練習です。

何のための基礎練習

スティックが置いてある小太鼓
Image by flockine from Pixabay

基礎練つまらないな~と思いながら基礎練するのと、自分がカッコよく演奏している姿をイメージしながら基礎練するの、どちらが効果的でしょうか。

つまらないな面白くないな、どうでもいいな、と思いながらやったことはほとんど身に付きません。

どんなデコレーションをしようかな?とワクワク考えながら基礎練習を進めることで、モチベーションが上がり、自分の成長を実感することができると思います。

まとめ

ケーキのスポンジは目立たない部分です。

同じように基礎練習も地味な練習です。

とはいえ、曲を魅力的に演奏するためには基礎練習が大切です。

思うがままにデコレーションできる、しっかりしたスポンジを作っていきたいですね!

それでは、また!

  • この記事を書いた人

よしおか りな

埼玉県川越市・新座市を拠点にマリンバや打楽器を演奏したり教えたり、作曲したり、部活動指導員やNPO理事やっている人。場面緘黙の経験やHSP気質を活かしながらお仕事してます。 alla(アラ)はイタリア語で「…のように」を意味します。しなやかに、たくましく、ミネラル豊富でダシにもお茶にもラッコのお布団にもなる…そんな昆布に憧れます。当ブログは硬くなりすぎず、絶妙な歯ごたえと素朴な旨みでお送りしたいと思います。どうぞ、よしなに!

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