打楽器×部活×ガムラン=!? 吉岡理菜の随想録

吹奏楽部の外部講師・楽器別レッスン再開に向けて~必要性・感染対策・効果

こんにちは!
部活動指導員として公立中学校の吹奏楽部に携わっています吉岡です。

コロナ禍のなか、勤務校では外部講師による対面式レッスンが未だに出来ない状態です。

実現するには学校管理職(校長先生や教頭先生)の許可が必要になってきます。

今回は管理職向けに「外部講師によるレッスン再開に向けて」という書類を作り、レッスンの必要性・感染対策・効果についてまとめたので記事にしました!

よく分からないことは許可しづらい

普段どんな流れで練習しているのか?
楽器の演奏はどのぐらい感染リスクがあるのか?

吹奏楽部の活動実態や特有の事情など、吹奏楽部を経験していない限り、なかなか分かりにくいと思います。

私も、例えば剣道部が普段どのような流れで部活をやっていて、どんな時に感染リスクが高まるのか、よく分かりません。

管理職としてはこの「よく分からない部分」が多いために、許可を出しづらい状態なのだと思います。

責任重大な管理職にとって「よく分からないこと」は不安であり、慎重にならざるを得ません。

また、音楽の先生=全ての楽器を教えられると勘違いされていることも多くあります。

相手の理解を得るために、吹奏楽に携わる人間にとっての当たり前を、当たり前としてではなく丁寧に説明する必要があります。

学校管理職向け=吹奏楽部にあまり詳しくない人向けに、レッスンの重要性や対策しながら実現可能であることが伝わるように、以下書いてみました。

1.レッスンの必要性

(レッスン…外部講師による指導
プロ奏者(専門家)…演奏、レッスンなど音楽で生計を立てている者
との意味合いで使用しております。)

  • 吹奏楽で使われる楽器には、各楽器ごとにプロ奏者(専門家)がいる。見た目は似ていても楽器によって仕組みや演奏のコツが大きく異なる。
  • 各楽器に合った適切な指導を受けることで、間違った姿勢や無理な吹き方によって引き起こされる身体の故障を防ぐことができる。
  • コロナ禍により活動時間が大幅に縮小されている。これまでと異なる、短時間での効率的な練習方法を各楽器ごとに確立する必要がある。

2.感染防止対策

  • 外部講師・生徒ともに検温消毒、事前の体調を確認した上でレッスンを行う。
  • 外部講師の連絡先および住所を把握しておく。
  • 窓を開け、換気を徹底する。外部講師・生徒ともにディスタンスをとって行う。
    (一般教室で行う場合はガイドライン通り8名以内、外部講師1名+生徒7名まで)
  • 演奏時以外はマスクを着用する。
  • 外部講師が楽器を吹いて聴かせるときは2メートル以上の距離をとる。
    (外部講師は自分の楽器を持ち込み、生徒の楽器は共有しない)
  • 生徒の吹き方をチェックするなど至近距離で指導する場合、外部講師はマスクとフェイスシールドを着用する。
  • 顧問陣も同席した上でレッスンを行う 。
  • 楽器演奏時の飛沫については、添付の一般社団法人 日本管打吹奏楽学会による実験報告書をご覧ください。

(こちらの検証実験や感染対策について必要なページを抜粋、資料としています。↓)

3.期待される効果

吹奏楽コンクールに向けてのホール練習
  • 各楽器の専門家から指導を受けることで、個人の体格や特性に合った吹き方や効率的な練習方法などを習得することができる。
  • 理想とする演奏への明確なイメージが生まれ、技術面の向上および生徒自身のモチベーションアップに繋げることができる。
  • 普段接することのない外部講師のレッスンを受けることで、緊張や不安を乗り越えた先の自身の成長を実感することができる。
  • 自身が必要としている情報を的確に得るための生徒の質問力を育てることができる。

おわりに

以上、管理職向け「吹奏楽部の外部講師・楽器レッスン再開に向けて」の内容でした!

生徒にとって、コロナ禍により家庭や学校以外の人間と接する機会が大きく減っていると思います。

そのような中でレッスンを受けることは、演奏技術の向上のみならず、社会性やコミュニケーション能力を育てる機会にもなるはずです。

学校管理職のみ向けならず、保護者向け資料などにもご活用いただけましたら幸いです…!

生徒がより充実した活動を送れるように、今年度は是非とも対面レッスン実現させたい…!

それでは、また!

吹奏楽部の感染対策について

部活再開!仮入部!吹奏楽部の新型コロナウイルス感染防止策、どうする?【2021年版掲載】 吹奏楽部のウィズコロナ、運営と対策はどうやっている?

資料・飛沫が見える実験動画ほか

ヤマハが公開している「管楽器・教育楽器の飛沫可視化実験」動画もとても参考になります。

ヤマハ 管楽器・教育楽器の飛沫可視化実験

管楽器演奏活動の場における新型コロナウイルス感染防止対策情報


↓こういった誰にでも分かりやすい具体例を盛り込むと、理解しやすくなるかもしれませんね…!

咳をすると、キャンドルを吹き消すことができますし、火を1.50メートルの距離まで揺らすことができます。トランペットでは、ベルから30cmの最大距離でキャンドルの火を揺らしたり、吹き消すことはできません。

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