打楽器×部活×ガムラン=!? 吉岡理菜の随想録

スランプの救世主・1「演奏家のためのこころのレッスン」

こんにちは!
今回は明日でもスグにでも演奏やレッスンに役立てられる
(というよりも私の場合、考え方が大きく変わった)

書籍の紹介です。

この本には本当に救われました。


横書きでシンプルな言葉でまとめられていて、
活字苦手な私でも読みやすかったです!

ふわっとした内容なんじゃないの?

「こころの…」というタイトルから受ける印象よりも、かなり具体的に書かれています。

雲をつかむような内面的な話ばかりでなく、
音楽家が語った言葉や、ひとりで実践できる譜例も豊富です。


著者のバリー・グリーンはコントラバス奏者ですが、弦楽器のみならず声楽や管楽器奏者の体験談も数多く登場しています。

インナーゲームの手法全てを取り入れなくても、
自分に合ったやり方だけを活用してみるのも手だと思います。


人によって合う・合わないがあるとは思いますが、私にはドンピシャでした。 レッスンにも有効活用できそうです。

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」

レッスンにおいてとても大切なことだと思います。


感覚やイメージは、もはや答えも人それぞれですから、
「指先を意識してごらん」
といった指示の出し方には納得しました。

時間はかかるかもしれませんが、
この方法なら生徒自身の感覚や言葉で習得できます。

(もちろん、自分のやり方を細かく具体的に伝えることも一つの方法ですが)


生徒が自由自在に使え、自分で考えて応用もできる「一生モノのワザ」になるかと思います。

レッスンで大切にしている2つのこと

実践してみた

2018年6月に開催したリサイタルは、この本から得たことを実践してみました。

「誰も私の演奏なんて聴きたくないのでは…」

「早く終わってほしいのでは…」

「やっぱり私には演奏家やる価値がないのか…」

演奏中にネガティブな言葉がよぎると共に、
ソロの本番後はとにかく落ち込むタイプだったのですが、今回は全く感覚が違いました。


演奏中の意識も変わりました。

ネガティブなことを頭から排除するのもテクニック。
打楽器を始めたころのように本番も心から楽しめました。


仕事であり、生涯かけて耐え続けなければならない厳しいもの…
みたいな存在になっていた音楽との向き合い方が変わりました。

今は音楽を旅しているようなイメージです。

いい本に出会った…

一度読み終えたのですが、また1から読み直しています。
一生読み続けたいですね。


最後に一番響いた言葉を。

「他人にどのように見えるかという心配を乗り越えるための秘訣は、自分に音楽の特質と情動を与えることです。自分自身になるのではなく、音楽になるのです。」

第6章「信頼の力」

救われたと同時に、先へ進むための起爆剤となりました…!


それでは、また!

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