新型コロナウイルスの蔓延に怒る牛

メンタル

コロナ関連の理不尽な苦情や暴言はなぜ生まれるのか

2020年4月20日

こんにちは!昆布のようにたくましく生きたい吉岡です。

新型コロナによる自粛、自宅待機など不安が広がっていますよね。
そのような中で見かける理不尽な出来事。

数えればきりがないのですが、特に気になったスーパーなどのお店や運送業など働く人たちへの理不尽な苦情・暴言について考えたことを書いていきます。

理不尽な苦情、暴言

理不尽
物事の筋道が通らないこと。道理にあわないこと。また、そのさま。無理無体。

大辞林第3版https://kotobank.jp/word/%E7%90%86%E4%B8%8D%E5%B0%BD-658305

お店に並ぶ商品が品薄なのは、単純に需要と供給が釣り合っていないからです。
非常事態宣言で大人も子供も家にいる時間が増えれば普段以上に買います。
とはいえ供給はそう簡単に増やせません。

商品はお店に並ぶまでに様々な企業と人が関わっています。
原材料の調達や生産、小売店への配送は一日二日で増やせるものではありません。
考えればすぐわかることですが、お店に品物がないのは店員さんの不手際や意地悪ではありません。

「まだ在庫あるんでしょ!」と言ってくる人も、お店としては棚に並べれば売り上げに繋がるのですからバックヤードに残しておくわけがありません。


さらに、お店に商品が並ぶまでに欠かせない運送業の方への暴言にも心が痛みました。
トラックで他県へ来た運転手さんが「こういう奴がコロナを持ち込むから困る」などと地元の人に言われた話。

運転手さんはウイルスをばらまきたいなんて微塵も思っていないでしょうし、そういった運送業の方が全国を回っているおかげでお店に品物が並んでいます。

これを読んでいる人はこういった理不尽なこと言わないと思いますが(笑)
こういう人は理解できない、知らん、で一蹴してしまうのはつまらない。

一体どうしてこうなるのか、しらべてみました。

理不尽、なぜ起きるのか

余裕がなかったのかもしれない

もしかしたら普段は落ち着いた人なのかもしれません。
前代未聞の緊急事態、身も心も余裕がなかったのかもしれません。
小さなお子さんがいたり、失業してしまったり、こちらの想像が及ばないような不安を人それぞれ抱えていると思います。

…だからと言って、許されることではありませんけどね!!!

主観しかない

これに尽きると思います。

自分の中に自分しかいない。
自分しか認めない。
自分は絶対的に正しい、こうあるべき、譲れない価値観を持っている。

世の中の筋道や道理に合っていなくても、自分の中では筋が通っている。

こういった人は「自分は自分、他人は他人」と完全に別なのだそうで、相手の立場や気持ちになって考えることができません。
想像力や知識を持っていたとしても、自分が信じたい世界でしか使うことが出来ないのでしょう。

自分が直感的に感じていること見えているものが全てなんだと思います。

(使い方に気を付ければ素晴らしい能力だと思うのですが。)

吹き出しが沢山でてこない豆電球

考えるよりも先に口が動く

理不尽なことを言ってくる、このタイプの人が多いのではないでしょうか。
思ったことがストレートに口から出てしまう。
声に出す前に考えない。吟味しない。
(使い方に気を付ければ素晴らしい能力だと思うのですが。)

何故そうなっているのか、幾つかの推測を立てる力がないのかもしれません。

もしかしたら、そもそも考えることをやめているのかもしれません。
と、いうことは…

本能の赴くままに生きている

お店に商品がなくて相手に怒りを向ける、理由があってやっていることを頭ごなしに非難する、
これ何かに似てるかも?

動物に似てました。

今回の件に関わっているのはマズローの5段階欲求説で言えば生理的欲求や安全欲求といった、まず生命活動に必要な欲求。
うちの猫たちも時間ぴったりにご飯が用意されてないと殴りかかってきますし、病院に連れていくときも威嚇されます。

あれ、猫と同じなら可愛いやん!
と思いましたが、言葉理解できるのに本能むき出しで生きていると考えたら恐ろしくなってきました。

まとめ

自分への悪意があるわけでもないのに、嫌な情報を知っただけで嫌な気分になる。ダメージを受けている。
悔しいですよね。

理不尽なことをしてくる人は思考のアップデートをせず、そもそも人として考えることをやめている人なのかもしれません。
私は、「こういったこともあるんだな」と糧にしつつ受け流してみようと思います。

情報を得るだけで疲れてしまうような世の中ですが、振り回されてしまわないように自分の頭で考えて判断することを大切にしたいですね。

嫌なこともイイことも残さず糧にしたいです。

そのためには考える力・思考力を磨き続けることが不可欠…!


正直不安はありますが、心は前向きに!
無理せず頑張っていきましょう!

それでは、また!

  • この記事を書いた人

よしおか りな

埼玉県川越市・新座市を拠点にマリンバや打楽器を演奏したり教えたり、作曲したり、部活動指導員やNPO理事やっている人。場面緘黙の経験やHSP気質を活かしながらお仕事してます。 alla(アラ)はイタリア語で「…のように」を意味します。しなやかに、たくましく、ミネラル豊富でダシにもお茶にもラッコのお布団にもなる…そんな昆布に憧れます。当ブログは硬くなりすぎず、絶妙な歯ごたえと素朴な旨みでお送りしたいと思います。どうぞ、よしなに!

-メンタル
-,