結論から言うと、吹奏楽部や金管バンド、オーケストラ部などに所属する生徒がソロコンテストに出場すると間違いなく上達します!
今回は代表的な3つの理由を解説していきます!
本記事はソロコンテストを受ける生徒さんやソロ演奏に詳しくない学校の先生方に向けて書いています。分かりやすく説明するため厳密には異なる言葉使いや表現がありますが、ご了承ください。プロ向けに同テーマで記事を書いていますので、しばしお待ちください!
リズム感が良くなる

ソロで演奏する場合、メロディは自分一人しかいません。
合奏のなかでソロを演奏するのと違って、一曲の最初から最後までを演奏することになります。
合奏なら少しリズムが不安なところも何となく周りと合わせて演奏出来ていたかもしれませんが、誰かを頼ることができません。
ソロ曲に挑戦すると自分でリズムを理解して演奏することになるので、リズム感が良くなります!
音程が良くなる

ピアノ伴奏で演奏するのは合奏と大きく異なります。
普段の合奏はいろんな楽器の音が混ざっていますよね。
ソロ演奏になるとピアノの音だけを聴きながら演奏することになるので、音程が聞き取りやすく、合わせやすくなります。
そもそも音程は耳で聴いて合わせるものなので、耳で音程の取り方を学ぶことができます。
よって、伴奏の音を聴きながらソロ演奏に取り組むことで音程感が良くなります!
表現力が上がる

ピアノ伴奏も表現を手伝ってくれますが、メインはソロ楽器です。
普段は合奏の中でみんなと一緒に強弱をつけたりパーカッションが盛り上げてくれたりしますが、ソロの場合は自分の音だけで表現していくことになります。
特に低音楽器の皆さんは普段伴奏していることが多いと思いますが、ソロ演奏ではメロディをたくさん吹くことになります。
メロディを吹くことで「ソロ楽器としての音色感」「フレーズ感や歌い方」など、普段の合奏では得られない表現力を伸ばすことができます。
また、合奏でテンポが変化するときは指揮者を見て演奏していると思いますが、ソロ演奏には指揮者もいません。
ということで、ソロ演奏には「指揮者の役割」も含まれています!
曲の始まりから終わり方まで、「どんな場面があってどんな変化を付けるのか?」主役として自分の楽器だけで表現することになるので、表現力が磨かれます!
まとめ
ソロコン挑戦で上手くなる3つの理由
- リズム感が良くなる
- 音程が良くなる
- 表現力が上がる
「楽器が上手くなる、上達する」って、ざっくりな言葉ですよね。
速くタンギングできるとか速く指が動くとか技術的な面をイメージしがちですが、楽譜や曲に出合った時にどう演奏するか?自ら考えられる力を身につけることも大きな上達だと思います。
ソロ作品に挑戦することで自分の楽器の魅力をさらに発見できるので、機会があればぜひ挑戦してみてください!
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