演奏会の舞台うら~音楽鑑賞教室編

学校で開催される児童・生徒向け30~45分ほどのコンサート「音楽鑑賞教室」

いわばコンサートの「入門」「出前(アウトリーチ)」「お試し」といったもの。


さて、今回お伝えするのは
数年前に地元のPTA文化活動にお招きいただき開催した
小学生向けマリンバコンサートの舞台裏について!
 
あまり知られていないであろう舞台裏を
ご紹介すると共に、自分の企画を見直してみたいと思います。

当日までの準備

コンサート当日から 1年前にご依頼を受けてから、
プログラムの構成、どんな内容にするか等の企画に始まり、

・演奏曲のアレンジ
(マリンバ1台を数人でたたく、という編成は出版されている楽譜が少ないため、自分で編曲して楽譜を作ることが多いです。)

・メンバーのスケジュール調整
・リハーサル場所の確保
・分刻みのタイムスケジュール作成

・メンバー各自、演奏曲の練習と暗譜
・MC(司会)の準備
・使用楽器の準備
(マリンバコンサートと題していますが、小物楽器による3重奏とスネアドラム3重奏も演奏しました)

・依頼主さまとの打ち合わせ

…など、楽しいながらも やるべき事は沢山ありました!

いざ楽器運搬!

当日は
・分解したマリンバ1台
・スネアドラム3台
・ジャンベ
・小物楽器など  を
2台の車に分けて楽器を積み、
3階の体育館まで階段で運びました!


今回のメンバーは女性3名でしたが、
普段から重たい楽器を運び慣れているので、へっちゃら!

我ら打楽器女子はタフ!
力持ちです!笑


 愛車は日産Roox。
軽自動車ですが車高が高く、後部座席もフラットになるので沢山積めます。

普段から、こおろぎのマリンバLv 5oct.c-cを積んでいます!
 
ちなみにメンバーの一人が同じ理由で同じ車種!色違いのオソロです(笑)

当日は時間との戦い

 音楽と言いますと

華やかで楽しそうなイメージがありますが、
音楽は時間芸術ということで
「常に時間との戦い」です。


…と、
学生の頃から意識して時間を大切に、
練習や勉強に励んできたつもりでしたが…

卒業してフリーランスとしてお仕事させていただく中で
このことを痛感するばかりです。


「音楽は常に時間との戦い」
特に本番当日がシビアです。

会場で前もってリハーサルしていない以上、
当日にならないと分からない事が多いです。

舞台の広さや様子、会場の音響の具合、雰囲気etc.

打楽器は楽器が大きい上に奏者のスペースも確保しなければならないし、
楽器の種類も多く苦労します…。
 
とにかく、
限られた時間の中で最大限のものを創り上げなければならない。

特に会場での楽器の鳴り方のチェックが重要。
(湿度・気温によってマリンバの響きが変わる上に、
本来演奏するための場所ではない体育館という環境にどう対応するか。)


今回は体育館いっぱいの700人ほどのお客さんだったので、
会場の一番後ろの人まで演奏がよく聞こえるか?
マリンバの高い音から低い音までよく聞こえるか?

考慮した結果、マイクを2本使うことにしました。

どうやらこの作成は大成功だったよう。


しかも、
「マリンバの音が振動として床や壁を伝って耳だけではなく身体でも響きを感じた」
とのご感想も!

体育館捨てたもんじゃない!笑

私のこだわり

音楽ですから聴くのはもちろんですが、
打楽器は 目で見て なんぼ。


楽器の前に譜面台があっては、お客さんが一番見たいはずの演奏者の手元が見えない。
お客さんが舞台より低い位置にいるなら尚更。


音楽は もっと耳と身体の使い方に意識を持っていかなければなりません。
ただでさえマリンバは鍵盤を見る必要があるので、尚更。


…ということで、今回は暗譜にこだわりました。
が、どうしても楽譜を置いて演奏しなければならない時は

・譜面台をマリンバの横においたり

・譜面台をなるべく低くして譜面をなるべく倒した状態する

といった工夫をします。

譜面台、かなり下げてます!

譜面台と譜面の有無、
ちょっとしたことですが結果は大きいです。

このような企画の場合、高い演奏効果かつ演奏しやすく暗譜しやすいアレンジ…も今後の課題です。
  

リハーサル時には動画を撮って、メンバーで見て確認しながらパフォーマンスを試行錯誤しました!

人間、無意識のうちにやってること意外と多いし目立つんですよね。f^_^;


これは どのパフォーマーも同じだと思いますが、
仕事しているのはお客さんに見えている舞台上での時間だけではありません。


ミュージシャンも、ダンサーも、俳優も、モデルも、専門性の高い勉強や技術の習得、練習や準備などに膨大な手間と時間とお金をかけているからこそ、

一般的なお仕事に比べて、一回の仕事で受け取るギャランティが高くなるのです。

見る人聴く人あっての、舞台。
舞台に立つ意識。覚悟。


今後も大切にしていきたいと思います!!


それでは、また!

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