幼稚園、小中高、大学…
と人生のほとんどを過ごしてきた埼玉県川越市で
6月17日(日)にリサイタルをやることになりました。
どうしてこうなった!を書いていきたいと思います。
行こうか迷っている方には良質な判断材料になるように、
ご来場される方にはリサイタルをさらに楽しめるような内容にしていきたいと思います★
・・・と、いうのは表向き。
言語化して整頓したら演奏も変わるだろうし、
自分のモチベーションキープ、むしろ上げていく!
と言うのが裏テーマです。
リサイタルって何なん
リサイタルと聞いて一般的に思いつくのはジャイアンかな…と思います。
(音楽に詳しくない方から「土管の上でやるの?」と聞かれたことがあります)
気になったので由来を調べてみました。
分解した語源↓
「得意な曲を呼び戻す」
http://eigogen.com/word/recital/
一人、少数で演奏し続けるのがリサイタル。
「独唱会、独演会、独演会」↓
http://mobility-8074.at.webry.info/201702/article_7.html
最初に「リサイタル」という言葉を使って演奏会をやったのはF.リスト氏と言われています。
むかーしむかし、
オーケストラならオーケストラのコンサート
弦楽四重奏なら弦楽四重奏のコンサート
ではなかったそうで、
一つのコンサートでソロ演奏あり、歌あり、アンサンブルあり…
と、ごちゃごちゃの編成で行われていたそうです。
(セッティング係が大変そう)
そんな時代に超売れっ子ピアニストだったF.リスト氏がピアノソロだけのコンサートをやった、というのがリサイタルの始まりなのだそうです。
ちなみに
コンサートconcertの語源について↓
http://gogen-allguide.com/ko/concert.html
興味深いです。
「協調」と「論争」
一見、反する二つの意味を持っているようで、実は切っても切れない関係という…。
勉強になりました!
リサイタル→研究発表、専門的
コンサート→楽しい時間、一般的
今までそんなイメージを持っていました。笑
なぜリサイタル
私の第1回目のリサイタル…。
コンクールでいただいた賞の副賞としてリサイタル開催が決まり、
運営はコンクール事務局でやってもらったのでほぼ自動的に事が進みました。
会場の予約や打ち合わせ、チラシ・チケット・プログラム作成、
タイムスケジュール、会計、宣伝、楽器の運搬、スタッフの手配…etc.
今回は全て自力で挑んでみます!
やること多くて大変ではありますが、
その分、とにかく自由度が高いです。
思いのままに、好き勝手できます笑
というのも
昨年5月ラ・フォルジュルネで立て続けに素晴らしい公演を聴きまして、
あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
表現したいぞぉぉぉソロ演奏したいぞぉぉぉ
と、一人どうしようもなく高まってしまい、
大勢の人が行き交う東京国際フォーラムの広い通路でウェスタ川越に電話、
空いている日にちを聞いて会場を予約しました。
その場で共演者にも連絡しました。
…我ながら、なかなかの行動力。笑
後回しって好きじゃないんですよね…。
後回しにするほど気持ちは薄れるし。
時間は常に進んでいるし。
(高リスクの問題は時間かけて考えてから行動した方がいいけど!)
ちょっと寄り道
コンサートやリサイタルに足を運ぶということは、
対価を求めて時間やお金を消費することです。
(以下コンサート=リサイタルで表記させて下さい)
先生や知り合いならともかく、知らない人のコンサートに行くとなったら。
その時間を有効なものにできるか、楽しめるかどうか終演するまで分かりません。
よく知らない奏者のコンサートを聴きに行くきっかけ、
決め手について知人と話していたとき、
「やっぱり曲目で判断するよね」という話になりました。
知ってる曲、聴きたい曲があるかどうか。
私にとってこの話、ちょっと衝撃でして…
この人どんな演奏するんだろう?とか、
知らない曲や新曲初演、珍しい楽器や編成に惹かれて聴きに行くことが多かったからです。
(知ってる曲があるから聴きにいかない、は無いですけど)
知っている人だから
めちゃくちゃ上手いから
その人自体に興味があるから
知ってる曲をやるから
雰囲気良さそうだから
聴いたことがない曲をやるから
入場無料だから
会場が家や職場と近いから…etc.
近年だとSNSの発信に興味を持って、
会ったことも聴いたこともないけどコンサートに足を運んでみる、
というのもありますね!
結局、コンサートに足を運ぶ理由は人それぞれです。
私がリサイタルだ!!
さてさて、リサイタルは一人での演奏。
ということは、
大人数で演奏するコンサートに比べて、
その人が持つ個性や音楽性が強く大きく影響してくると思います。
「どんな曲を演奏するか」もポイントですが、それよりも
「演奏者の存在そのもの」がリサイタルの肝となりそうです。
そうだな。
人から好かれるような生き方してたら面白くならないやん。
ということで、今回は
伝えたいことであったり、
シンプルに好きなものであったり、
苦手だけど挑戦したいものであったり。
とことん自分に素直になってみました。
良く言えば多彩、
悪く言えばとっ散らかっているプログラムかもしれません。
キャラじゃない曲もやるのでビックリされちゃうだろうしイメージ崩れるかもだけど、うん、それ気にするところじゃない。
次回はプログラムの内容について書きます。
その次回がこちら↓
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それでは、また〜!