スティックが置いてある小太鼓

打楽器 演奏考察

結局、打楽器の上手い下手って何なん?

2020年8月19日

どうも!打楽器の演奏や作編曲をしています吉岡です。

誰でもたたけば音が出せる打楽器。
打楽器の上手い下手って何でしょう?

速く叩けることでも正確に演奏できることでもなく、打楽器の上手い下手が決まるとしたら「判断力」だと私は考えています。

過去にはこんな事件もありました…笑

参考打楽器の仕事やプロなんて存在しないっしょwとサラリーマンに言われた件。

残念な人たちに出会った思い出。記事にして供養しようと思います。 むかーしむかし、あるところに駆け出しの打楽器フリーランス(22歳ぐらい)がいました。知り合いのアマチュア奏者の方(以下Aさん)にさそわれ ...

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速くたたくことができる、正確に叩くことができる、様々な音色が出せる。

素晴らしいことです。でも、これだけだと音楽は独りよがりで面白くなくなってしまいます。

何より合奏において打楽器の影響力は大きく、音楽を大きく盛り上げることも、圧倒的な音量や音質で音楽をブチ壊すことも出来ます。

打楽器はその場に合わせた判断と対応が出来るか、が最も重要だと思います。

演奏する楽器や空間、アンサンブルであれば共演者への意識。
お客さんを楽しませる場であれば、客席の空気や期待をキャッチする力。
よりよいパフォーマンスのためにアイデアを出し続けられるか。

練習や本番時に耳や目、肌のアンテナを張り、判断して対応できるか。

判断するには経験が必要で、対応する(音にする)には技術(テクニック)が必要になります。

こちらの記事に詳しく書いてあります<


シンプルにまとめれば、たくさんの経験とそこから培われた表現力、そして判断の結果を音に出来る技術が大切です。

今回は上手い・下手で書いていきましたが、それ以外の物差しをたくさん持っておきたいですね。

それでは、また!

  • この記事を書いた人

よしおか りな

埼玉県川越市・新座市を拠点にマリンバや打楽器を演奏したり教えたり、作曲したり、部活動指導員やNPO理事やっている人。場面緘黙の経験やHSP気質を活かしながらお仕事してます。 alla(アラ)はイタリア語で「…のように」を意味します。しなやかに、たくましく、ミネラル豊富でダシにもお茶にもラッコのお布団にもなる…そんな昆布に憧れます。当ブログは硬くなりすぎず、絶妙な歯ごたえと素朴な旨みでお送りしたいと思います。どうぞ、よしなに!

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