サバイバル

英語だとファンタジーな小説よりも専門的な論文を読むほうが楽だった

2020年6月10日

みなさんこんにちは!吉岡です。
ちょっと前のお話です。

読みたかった論文が英語!
深く調べようとしたら英語!
英文読めるようにならなきゃ!

大量の英語を目にした吉岡は論文の中身を見ることなく、伯父さんから数年前に借りパクしていた英語のハリー・ポッターを読み始めました。

日本語のハリー・ポッターは全巻読んでいます。
映画も観ています。DVDも持ってます。
大学生の頃はマントを羽織って通学してました。
大学バスのこと馬車って呼んでました。大ファン。

(実はこれ、そもそも「英語版」ではなかったのです…真相は後ほど。)

実はこれまでに何度か挑戦していましたが、1ページ目で挫折していました。
今回は3回目ぐらいの挑戦。



結果、4ページ目で挫折しました。
まだハリー出てきていません。ほぼダーズリーのおじさんのモノローグだけで終わりました。

知らない単語が出てくる分にはいいけど、比喩表現とか小説独特の表現が多すぎて進まない!!

英語の小説を読むコツを調べてみると
「分からない単語があっても気にせずどんどん読み進める」とか出てきますが、
話4分の一ぐらいしか分からない。
だいたいの流れは知っているけど全く繋がらないわけです。

ペチュニアおばさんの首がクレーンって何なん!
道路の変な人たちが錫を集め出すって何なん!

読み進めるってなんなん!!!!


つい興奮して群馬弁が出てしまいました。
くっそー、と思った吉岡は専門分野の論文を引っ張り出して読み始めてみました。


あれ?だいたい意味わかるぞ?

学校で習ったような文章構成、分からない単語も意味を調べれば、言わんとしていることをスグ理解できる。

・・・考えてみたら、
論文は、すでにまとまっている論拠や主張を簡潔に書いているので、文章がすっきり整理された状態です。

小説は登場人物が思案する様子や、描写、スラングなどが含まれているので論文とは全く異なる文章になっています。文がうろうろしてる。

さらにファンタジー要素まで加わってくると、意味を予測しながら読み進めるのもキツイだろうな…とも。

早く気付くべきであった…
いや、何事にも遅すぎるということはないし、身をもって知ったことは確実な財産である。(突然のポジティブ)

ということで現在は英語の論文もかじりつつ、英語の参考書で語彙を増やし続けています。


そうそう、このシリーズ面白くてハマりました。
猫の習性とか、真実を使ったウソとか。
知的好奇心を刺激する文章ばかりで控えめに言って最高です。
印象的な内容、読解の解説、かつ似た単語まとめられていて覚えやすいです。


ちなみに、写真のハリー・ポッターはスコットランド語版です。
イギリスの北の方です。バグパイプの国です。
大学・大学院とグローバルをスタディしていた弟から指摘され知りました。
英語+ゲール語の知識が必要なのだとか。そもそも困難じゃねえか。


ここ最近、いい機会なので受験生になったつもりで勉強してます。
勉強したらすぐお金に繋がるとか有名になるとかそんなんは無いけど、それを常に気にする人生って面白くなくて。
あれ、そもそもお金と名誉をひたすら意識するって、結局自分のことより他人のことばかり考えてない?それ自分の人生じゃなくないか?
まあいいか。
己の思考を耕し、知識を豊かに、やっぱり勉強っていいよね。


それでは、また!

  • この記事を書いた人

よしおか りな

埼玉県川越市・新座市を拠点にマリンバや打楽器を演奏したり教えたり、作曲したり、部活動指導員やNPO理事やっている人。場面緘黙の経験やHSP気質を活かしながらお仕事してます。 alla(アラ)はイタリア語で「…のように」を意味します。しなやかに、たくましく、ミネラル豊富でダシにもお茶にもラッコのお布団にもなる…そんな昆布に憧れます。当ブログは硬くなりすぎず、絶妙な歯ごたえと素朴な旨みでお送りしたいと思います。どうぞ、よしなに!

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