打楽器×部活×ガムラン=!? 吉岡理菜の随想録

ほぼ話したことのないトロンボーンの先輩(小6)に呼び出されて罵倒された話

現在は打楽器が専門ですが、小学生の頃は金管バンドでトロンボーンを吹いていました。

大好きな場所で起こった嫌なことって、深く心に残りますよね。

今回は今でも思い出す小学生の頃のトラウマを供養したいと思います。

ゆるいクラブ活動だった

忘れもしない、小学5年(入部1年目)のころです。
部費を払ってやるクラブ活動ではなく、4年生以上の児童は全員加入のクラブ活動でした。
したがって、パート練習といっても太鼓と金管楽器に分けて同じ部屋で吹いている、本番は運動会だけといった、ユルユルなクラブ活動でした。

吉岡も友達とユルユルやっていました。
とはいえ大好きな音楽、毎週木曜日の放課後1時間半、週に1回だけのクラブ活動をいつも待ち遠しく思っていました。

私はピアノを習っていたので楽譜も読めるし、大体何の音が鳴っているか分かっていたので特に困ることなく楽しんでいました。

卒業アルバムから当時の写真を発掘!

顧問の先生は明るく優しい、可愛らしいおばちゃんタイプの先生でした。

楽器には詳しくない先生だったので、
「さあ元気いっぱいに吹きましょう~!」ぐらいしか言ってきませんでした。
レッスンもないし、他校の演奏を聴くこともないし、たいして先輩後輩で教え合いすることもなく、ほのぼのやっていました。

トロンボーンパートは4年生の静かな男子、5年生の吉岡(新入部員)、それから6年の美人で頭のいいイケイケな女の先輩でした。

入部して数週間、イケイケ先輩は積極的に私の面倒をみることもなく、私も先輩が苦手で声をかけたことがありませんでした。

今考えてみると、イケイケ先輩としては、頼ってこない慕ってこない大人しい後輩吉岡をこころよく思っていなかったのかもしれません。

ある日、音楽準備室に呼び出された

顧問の先生とその先輩に準備室に呼び出されました。
音楽室のとなりで狭い部屋に色々な楽器が雑然と詰め込まれている、大好きな場所です。

先輩「ド、吹いてみて」

吉岡「(楽器吹く)」

先輩「低い!」
(ただでさえキツそうな先輩の目がもっとキツく睨んでくる)

吉岡「(えっ?ド吹いてるやん?)(楽器吹く)」

先輩「低いって言ってるでしょ!!」

顧問「(何か言いたそうだけど何も言わない)」

吉岡「(低い?ド吹いてるやん?)(楽器吹く)」

先輩「まだ低い!もっと強く吹いて!」

吉岡「(強めに楽器吹いてみる)」

先輩「今度は高い!!」

吉岡「…???(死に物狂いで楽器吹く)」

先輩「どうして分からないの!?」
「ドが合ってないって言っ!てん!の!!!」

吉岡「(先輩がいきなり声を荒らげたので怖くて涙が出てくる)」

顧問「(何も言わずオロオロしている)」

先輩「泣けば済むと思ってるの…?これだからアンタみたいな奴は嫌い!この弱虫が!帰れ!


実は最後の一言、ハッキリとは思い出せません。
(毎度おなじみ、本当に嫌なことがあると脳内メモリーが破損するタイプ。笑)

どうして分からないのって、知らないんだからわかんねーよ!!

とにかく、よく分からない理由でよく知らない相手から人格を否定するような暴言を吐かれて、怒りよりも「え?それいきなり言う!?」みたいな衝撃と悲しみのほうが大きかったことを覚えています。

何故ずっと引っかかってるのか

その当時、何が起こったのか理解できず、その後のことも全く覚えていません。

ひとまず、イケイケ先輩が大嫌いになりました。
顧問の先生もちょっと嫌いになりました。

まず「ドが低いって何??????」状態でした。

ちなみにその後のフォローアップもなく、ピッチの話が出ることもなく、そもそも一切口をきくこともなく、先輩は引退しました。
何だったんだ、あれは?

知らないものは知らない

ピッチの高低の話についてクラブ活動では一切出てきていませんでした。
個々の呼吸や吹き方のチェックやトレーニングもやってないです。

吹奏楽部では当たり前のチューナーやキーボードで基準音を鳴らしてピッチを合わせる(=チューニング)もやったことがありませんでした。

ドはドでも、低かったり高かったりピッタリだったり、無段階の幅があるということを中学で吹奏楽部に入ってから初めて知りました。
(困ったことに私は中途半端な絶対音感を持っていました)

それまでピアノしかやってこなかったので、「ドがズレている状態」なんて知らないし考えたことがありませんでした。

さらに、吹き方に関して「ピッチが高すぎる時はこう吹く」「低すぎる時はここを気を付ける」などピッチの合わせ方についても全く知りませんでした。

先輩は当然のこととして私に言っていたのでしょうが、私は知らないことを説明なしに押し付けられてとても困りました。

知らないものは知らないし理解することも出来ないので、そりゃ分かりません。

吉岡しゃべれ!!!

トロンボーンパート

実際のところ、吉岡はめちゃくちゃなピッチで吹いていたのかもしれない。
(その事件ではスライドを伸ばさない第1ポジションの音を吹かされていた)

ひとこと
「ドが低いって何ですか…?」
吉岡が言えば流れは変わったのかもしれません。

顧問の先生も先輩も「吉岡がピッチの高い低いを理解しているかどうか」は分かっていません。
私が何もしゃべっていないので、もしかしたらと当然「正しいドのピッチ」を知っているものと思って接していたのかもしれません。

あなたたちにとっては常識なのかもしれないけど、私にとっては常識ではない。


でもねー。あの威圧感じゃ声出せませんよ…。泣
ただでさえ声出すの苦手だったし。
何か言ってさらに激昂されても困るし。

あの準備室での数分間、先輩や先生にとって価値はあったの?どんな意味があったの?

顧問もしゃべれや!!

これが謎。
とくにフォローしてくれるわけでもなく、威圧してくるわけでもなく。
あの場に何のためにいた?

顧問の先生は静かに目を泳がせて、困った感じで立っていました。
先輩に言いくるめられてNOと言えず、しぶしぶ付き添っていたのかもしれません。

先輩は自分がやっていることを正当化するために大人である顧問の先生を巻き込んだのかもしれません。
そう考えると先輩頭いい。腹黒い。美人なら何やってもいいと思ってんのか。(悪口)

私は先輩にも顧問にもなりたくない

この一件以来、相手が理解していないかもしれないことに対して確認もせず、厳しく問い詰めることは絶対しない、と心に誓いました。

まず相手の立場になって、考える。
どんな時も相手に敬意を払い、お互いにとって意義のある、建設的な時間にする。

もしかしたら先輩は金管クラブの成長を願って、顧問の先生を巻き込んで先輩なりにテコ入れしようと頑張ったのかな…
でもうまくいかず断念したのかな…とか
今となっては考えています。

先輩なりの正義とか理想とかあったんだろうな。

ちなみに中学でその先輩は運動部に入っていたので全く接点ありませんでした。
とてもホッとしたのを覚えてる。先輩は覚えてないだろうけど。笑

さて、今回も嫌な記憶を無事に供養できました!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!

それでは、また~!

転んでもただでは起きないシリーズ

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