こんにちは!打楽器の吉岡です!
2023年1月27日(金)ウェスタ川越でのリサイタルvol.3で演奏する曲目を紹介していきます!
今回は曲目紹介第4弾!ということで、マリンバ×ラップ!?による「Everybody talk about Freedom(エヴリバディ トーク アバウト フリーダム)」について書いていきます。
マリンバ×ラップ!?
なんのこっちゃ!?ですが、あのラップです。
楽譜に英語で歌詞が付いています。当日はヘッドセットを付けて、弾きながらラップします。
打楽器ソロでは声を使う作品がちょこちょこあります。以前もジャンベを叩きながら声を出す「To the Gods of Rhythm」や、植木鉢4つを叩きながら英語をしゃべる「To the Earth」という曲をやりました。(この記事下の方に動画あり)
どんな曲?
ロックやブルース、ファンキーなべースラインなどを取り入れたイケイケな曲です。
作曲者の解説文によると、この作品はそのような人々の勇気と言論の自由のために身を捧げる姿にインスパイアされています。
フリーダム!!!!!!!!!!!!
「人々は自由について話す(和訳)」とのとおり、「フリーダム」という単語が何度も出てきます。
歌詞はは自由のために犠牲を払う勇敢な人々の視点から政治的・個人的な自由を語る内容になっています。
曲中何度か繰り返される「bang ki kong」という呪文みたいな言葉に意味はなく、ドラムセットのようなイメージ(ボイスパーカッション)で書かれているそうです。
言いかけて撤回する歌詞
実は「revolution(革命)」という単語を途中まで言いかけて「Oooo」と、やめる箇所があります。
公の場で「revolution(革命)」と言えない国(社会主義国など)でも演奏できるように、とのアイデアだそうです。
自由度が高い
ドラム入れてもええよ、ブレイクダンサー入れてもええよ、と作曲者が楽譜に書いています。
YouTubeなどで見てみると、ラップは別の人がやっていたりドラムが入っていたり色々な演奏が聴けます!
演奏する人によって雰囲気がかなり変わる作品だと思います。
変わった奏法
「デッドストローク」という鍵盤をたたいたらそのままマレットで鍵盤をおさえる奏法があります。(短く、詰まった音になる)
この曲では効果的に多用されており、いい感じのグルーヴ感が出ています!
この曲を選んだ理由
出会ったきっかけは知人の紹介
第1回のリサイタルで植木鉢を叩きながらしゃべる「To the Earth」をやった際に、この曲も吉岡やってみたら?と打楽器仲間に勧められたのがこの「Everybody talk about Freedom」でした。
早速楽譜を買ってみて練習しようとしたら…
絶望。
「母国語でない言葉を早口でしゃべりながらマリンバを弾く」のが当時どうにも出来ず、楽譜は箪笥の奥にしまいこみました。
~数年後~
字幕版のXファイルにドハマりしていた吉岡は、ふと思います。
そして箪笥の奥にしまった楽譜を思い出し、コロナ禍であまりに暇だったのもあって再チャレンジしてみることにしました。
絶望からの再挑戦
今回はしっかり作戦を立てて挑戦。分けてじっくり練習することにしました。
ます英語の発音を確認し、ラップパートを暗譜する。
英語の発音、以前挑戦したときは全く違いが分からず覚えられずモチベ上がらず困ったのですが、年を重ねたお陰か今はとても興味深くて面白いです。
例えばShiとSiの発音。
子どものころローマ字で名前を書くとき「し」は「si」ではなく「shi」なのがずっと気になってました。
吉岡を「Yosioka」で書いちゃうと、英語の発音は「ヨスィオカ」になっちゃうんですね。
いやーなんでまわりの大人たち、教えてくれなかったんだ!!!
人間、出会うタイミングって重要ですね。
約20年分のモヤモヤがスッキリしました。
ラップの部分はシャワー浴びてても布団入っててもひたすら暗唱。
電車の中でもマスクのなかでひたすら暗唱してました。(不審者)
それからのマリンバパートの練習。
こんな曲、本当にできるのかな?と正直思っていましたが…
作戦はバッチリで演奏できるようになりました!
今回、この曲のためにリサイタル企画したといっても過言ではありません。
20年分のモヤモヤをリサイタルで発散できればと思います。
以前演奏した植木鉢の曲
試聴
(動画では生声なので聞き取りにくいですが、本番ではピンマイクを使ってやります)
Everybody talk about Freedom通し練習
当日をお楽しみに!
スネアドラムによるマリンバ×ラップ!?による「Everybody talk about Freedom」についてでした!
引き続き残りの曲目紹介もしていきますのでお楽しみに~!
それでは、また~!
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