近年になってふせんを使い始めた吉岡です。
以前はケチすぎてボトルガムの捨て紙を使っていました。
演奏家と言っても演奏するジャンルや形態は様々、
私の場合はマリンバ複数人、あるいはマリンバ+管楽器で演奏する機会が多いです。
そのため、仕事で使う楽譜はアレンジも含め自分で作っていることが多いです。
レパートリーとして同じ楽譜を別の本番で使うことも多いです。
プログラムやMCの内容はその都度変わるので、楽譜に書き込み…
なんてやっていたらすぐ楽譜が文字だらけになってしまうし、その都度あたらしく楽譜を印刷するのもコスパ悪いので、ふせんを活用しています。
楽譜への「書き込み」と「ふせん」の使い分け、ふせんの活用法について紹介していきます。
楽譜に書きこむ場合
どこで演奏するときも共通すること、大きく変わらないこと、音符1つ単位のことは直接書き込んでいます。
- 小節や8小節など区切りの線(特に伴奏の時)
- ブレス、細かなアーティキュレーションなど
- そのほか、楽譜のミスなど
ふせんを使う場合
演奏する場所や聴くお客さんよって変わること、曲間のこと、MCのことを主に書き込んでいます。
- 曲の進行(1カッコ無し、など)
- プログラムの進行(1公演目ははこの曲、2公演目はこの曲)
- MCで話す内容(要点を書く)
練習によって解決できる問題、リハーサルの時に共演者と相談したいことも、備忘として楽譜にふせんを貼っています。
(解決したら剥がせる)
楽譜にふせん!の使い方
実際に使っているマリンバの楽譜で紹介していきます!
音符がない小節が目立ちますが、コード見て伴奏弾いています。休んでいません。笑
愛用中の2種類。
100円ショップでも色々なサイズのものが買えます。
何色かセットになっていることも多いので便利です。
MCをテンポよく進めるために、要点を書いています。
子供向けに話すときと大人向けでは内容も変わってきます。
きれいな字で丁寧に書くほど、本番で確実に視認でき進行がスムーズになります。(説得力ゼロ)
こちらは次に演奏する曲を書いています。
拍手を頂いてお辞儀をしたらスムーズにMCつなげられます。
基本的に楽譜はその公演のプログラム順で繋げて製本しています。
テープ何度を重なっているのは、公演ごとに楽譜を切り離したり曲目を入れ替えたりした結果です。
何曲か続けて製本すると演奏しない楽譜が入ってしまうこともあります。
(組曲を抜粋で演奏するとき、見開きの関係上など)
演奏しないと一目でわかるように、曲名を隠しちゃってます。
楽器紹介のタイミングも忘れないように書いています。笑
(ピアニストの方はリピートなどで2ページ以上戻るときに、ふせんを貼って目印にしていました!)
2色づかいも便利
同じ日に異なるプログラム進行の公演があるときなど。
お客さんの年齢層が変わるからMCで話す内容が変わる、など。
色分けして使っています。
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スコアにも便利
パートレッスンや合奏レッスンで使うスコアにも課題をふせんに書いて該当小節に貼っています。
ふせん、ペンケースに入れて常に持ち歩いています。
スコアって書き込むスペース無い。課題クリアしたら剥がせる。
まとめ
吹奏楽部だった中高生の頃は書き込みすぎて楽譜が真っ黒でした。
といった感じで、この当時は楽譜に書き込みが多い人ほど評価される謎風潮に飲み込まれていました。
(そもそも見づらい楽譜は楽譜ではない。)
目を覚ました吉岡、大学以降は楽譜に鉛筆で最低限書き込んで、次使う時は消しゴムで消して、新しく書き込む!
を繰り返していました。
いま思えば効率が悪い上に、汚くなって本番に効果的な楽譜とは言えなかったと思います。
貼ったふせんは終わったら剥がして、また次の時に新しい内容で貼れます!
すっきりします!!!
あたりまえだけど、感動した。笑
演奏前後のMC、頭が真っ白になってしまうのでふせんにはとても助けられています…!笑
それでは、また!