吉岡理菜リサイタル2.75舞台

自主企画

スネアドラムソロ「SyNc(シンク)」~リサイタルvol.3聴きどころ解説その3

2023年1月10日

こんにちは!打楽器の吉岡です!

2023年1月27日(金)ウェスタ川越でのリサイタルvol.3で演奏する曲目を紹介していきます!

今回は曲目紹介第3弾!ということで、スネアドラムによる風変わりなソロ曲「SyNc(シンク)について書いていきます。

スネアドラムのソロ曲!?

はい、スネアドラムにもソロ曲があります!

シンバルや色々な打楽器を並べて演奏するソロ曲もあります。
(マルチパーカッションというジャンル)

ドレミは出せませんが、他の楽器では表現できない世界を持っています!
音はもちろんのこと、見た目も楽しめる作品となっています。

音楽高校や音楽大学では実技試験(ソロで演奏する)があります。打楽器専攻生はマリンバなど鍵盤楽器のソロ曲を演奏することもあれば、太鼓系のソロ曲で試験を受けることもあります!

どんな曲?

https://twitter.com/YoshiokaEp_perc/status/1305061304512647169

作曲者によると、タイトル「SyNc」には2つの意味があるそうで、

  • 同調・一致を意味する英語「sync(シンク)」
  • 5を意味するスペイン語「cinco (シンコ)

を掛けているそうです。

4分の5拍子、8分の5拍子を中心に音楽が進んでいったり、音符5つでできたフレーズが出てきたりと、数字の「5」に最初から最後まで支配されています。

実はこの曲、スネアドラムをたたくときに使う「ドラムスティック」を一度も使いません!

こういうバチのこと


ブラシや細い棒を使って演奏しますが、ほとんどの部分は手で叩きます。

指先で叩いたり、指全体を使ったり、たたく位置を変えたり…一見地味ですが案外音色が変わります!
音色とリズムが組み合わさると・・・これまた新しい世界が!

打楽器というと「派手!スケール大きい!」なイメージがあるかと思いますが、この曲は反対に「ミクロな世界」に感じられるかもしれません。

一見何もなさそうな部分を顕微鏡で覗いてみたら色んな生物が元気に動き回っていた…みたいなイメージ持ってます。笑

手元映像を大型スクリーンで!

吉岡理菜リサイタル2.75舞台
同会場、リサイタルvol.2.75でのリハ写真

今回はカメラを用意して大型のスクリーンに手元の映像を映しながら演奏する予定です!

普段のコンサートではなかなか味わえないユニークな演出になるかと思います♪

カリンバとは

アフリカの楽器で、指で細い金属の板をはじいて音を出します。
素朴な音色で、オルゴールの起源とも言われています!

誰でも手軽に演奏できる楽器で、知名度が近年上がってきています!

元々は祭礼や儀式の時に先祖の霊やスピリット(精霊)との交信をするために演奏される神聖な楽器だったそうです。

ポロン、ポロン、と澄んだ綺麗な音がします。
が!!!
スネアドラムの上にのせて弾くと音が…!?

お楽しみに!

ビー玉で演奏する!?

SyNcではビー玉も使って演奏します。
意外とコントロールが難しくて苦戦しています。笑

すっ飛んで行った時のために予備のビー玉も用意しています(笑)

SyNc通し練習

当日をお楽しみに!

スネアドラムによる風変わりなソロ曲「SyNc(シンク)についてでした!

引き続き残りの曲目紹介もしていきますのでお楽しみに~!

それでは、また~!

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  • この記事を書いた人

よしおか りな

埼玉県川越市・新座市を拠点にマリンバや打楽器を演奏したり教えたり、作曲したり、部活動指導員やNPO理事やっている人。場面緘黙の経験やHSP気質を活かしながらお仕事してます。 alla(アラ)はイタリア語で「…のように」を意味します。しなやかに、たくましく、ミネラル豊富でダシにもお茶にもラッコのお布団にもなる…そんな昆布に憧れます。当ブログは硬くなりすぎず、絶妙な歯ごたえと素朴な旨みでお送りしたいと思います。どうぞ、よしなに!

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