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鍵盤苦手な人こそ試してほしい!スケールの練習アイディア3つ

グロッケンの鍵盤

今回は鍵盤打楽器のスケール練習に使えるアイデアを紹介していきたいと思います。 

スケール練習とかマジ無理!

スケール(音階)、キー(調)の覚え方や仕組みは
きっと誰かが分かりやす~く説明してくれているので割愛します。

ここでは鍵盤打楽器のスケール練習に特化した内容でお届けします!

初心者はC-dur(ハ長調)でやってみてくださいね。

さて、この楽譜。

マレットはハの字にかまえなきゃ!
最初がラ、ラのフラットはどこだ?
次の音なんだっけ?

楽譜を見て鍵盤に目線を戻したら

あれ、レのフラットってどれだっけ? 
そもそも今どの鍵盤叩いたんだっけ…?

人間、一度に沢山のことを処理するのは苦手です。
頭に入らないし、効率も悪くなることが多いです。

効率良く練習するコツは「考えることを減らす!」

鍵盤打楽器に限らず「減らすコツ」を詳しく書いたものがこちら ↓

効率よくなるマイナス練習のお話〜+のための-!

1.鍵盤をひとつずつ覚えていく

一つずつ音を増やして、覚えていく。
マレットの扱いになれていなければ、手で鍵盤にふれて位置を覚えていく。
(練習が終わったら柔らかい布で鍵盤ふいてね!)

ちなみに、譜面台は鍵盤の高さと同じにすると目線の移動がスムーズにできます。

ラ♭、・・・
ラ♭、シ♭・・・
ラ♭、シ♭、ド・・・

ダラダラ全部通そうとせず、
最初はカタコトでいいので、少しずつ。
片手でやったほうが考えることが減ります。 

2.ドドドドレレレレで弾く

一番最初の楽譜、次のようになると少し楽になりませんか?

初心者はC-dur(ハ長調)でやってみてくださいね。

一音一音の回数を増やしただけです。
楽譜を作らなくてもすぐ出来ます!

落ち着いてして弾けるテンポで、最初は片手のみで弾きます。
 同じ音を4回叩いてる間に次の音が探せます!

慣れてきたら両手を使います。
RLRL RLRL、
RLRR LRLL(パラディドル)、
RRLL RRLL、
RRRR LLLLとか・・・。

3.リズムを組み合わせてスケールを弾く

初心者はC-dur(ハ長調)でやってみてくださいね。

これで全てではなく、他にもリズムパターンが考えられます。
ぜひオリジナルの練習方法を作ってみてください。

リズムを組み合わせることで、いくらでも練習方法を編み出すことができます!

上達のコツ

・余裕が出来たら左右の音色が揃っているか、耳も使って叩く

・3連符、5連符、6連符etc.はロールの練習になる !

・速さよりも正確さを優先させて練習する

・たたけたテンポをメモしていくと、成果が見えてモチベーションUP!


さらにレベルアップしたい方はこちら!

鍵盤打楽器に連符があらわれた!~譜読みとテンポアップ法

マリンバやヴィブラフォン、鍵盤打楽器のミス2つの原因

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調性感覚をつかむマリンバのアルペジオ調性感覚を磨く練習3 音が予測できるようになる!?調性感覚を育てるアルペジオ練習【家でもできる譜例つき】

自分で基礎練習をカスタマイズ!

スケールなどの基礎練習は工夫とアイデア次第で楽しく、効果が目に見える(耳に聴こえる?)練習となります

  • まずは考えることを減らして、ひとつずつ積み重ねていく
  • 手順を変える、リズムを変えるなどカスタマイズする

この2点を意識して、今の自分に合った練習方法を見つけてみてください。

それでは、また!

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